神話篇「果たせなかった契り」
この「ドラクエ10 クエストガイド」は、そのクエストの概要（初回報酬など）、クリアまでの手順と動画、解説（感想、考察など）で構成しています。攻略手順では具体的なストーリー内容に触れてはいませんが、動画や解説をご覧になる際は、そのクエストおよび関連するメインストーリーなどのネタバレにご注意ください。
ドラクエ10 クエストガイド を初めてご覧になる方は、記載方法などの概要について「ドラクエ10 クエストガイド…のガイド」をご確認ください。
クエスト概要
※報酬などの内容は、動画収録時点のものです。
※リプレイ報酬、特訓ポイント報酬については説明を省略しています。
| 受注/クリア条件 | 神話篇「最後の神話の戦い」をクリア済み |
|---|---|
| シリーズ名 | 神話篇 |
| 依頼NPC | 娯楽島ラッカラン D4 オーナーの館1階「ランディ」さん |
| 所要時間 | 10～15分程度 |
| 初回報酬 | ウルベア銀貨: 3 （ちいさなメダル: 1） 経験値: 3120 / 名声値: 52 |
| クエスト実装日 | 2013年 11月 7日 (Ver.1.5後期) |
クエスト手順
娯楽島ラッカラン D4 オーナーの館1階 で「ランディ」さんから受注
- ヴァース大山林 D2 にある ヴァースのほら穴 の入るとボス戦、勝利後「聖銀の鉱石」を入手
- 娯楽島ラッカラン D4 オーナーの館1階 で「ランディ」さんに「聖銀の鉱石」を渡して「ランディの手紙」を入手
- ヴェリナード城下町 A4 教会で「ウェルジー神父」に「ランディの手紙」を渡すとカットシーン（ムービー）、その途中でクリア
受注後、「今すぐ ウェナ諸島にある ヴァース大山林へ 行きますか？」と確認されます。
戦闘の攻略
アークキマイラ
アークキマイラと戦うことになります。「テンションバーン」でダメージを受けた際にテンションを上げるほか、「ひかりのブレス」で光属性のブレスダメージ、「いかずち落とし」で雷属性の範囲ダメージ、「流星」で土属性の範囲ダメージを与えてきます。
このように範囲攻撃が多いので、テンションが上がった状態で受けてしまうと非常に危険です。また「めいそう」では、HPを4000程度も回復してきますが、これもテンションが上がった状態だと回復量も大きく増えてしまいます。賢者の「零の洗礼」や魔剣士の「いてつくはどう」などを使って、「テンションバーン」と上がったテンションをこまめに解除するようにしましょう。
クエスト動画
クエスト解説
「神話篇」エピローグクエストのひとつです。
ランディさんとマレンさんは、ふたりともラッカランの兵士で婚約していましたが、任務でモリナラ大森林へ行った際にデモンシーサーに襲われ、ランディさんの方が死んでしまいました。
ところが、そこに現れた謎の少年のチカラによって、ランディさんは息を吹き返し、マレンさんが世告げの姫になったことは、クエスト「記憶のつめあと」で語られた通りです。生き返ったランディさんは、ラッカランへ戻って兵士を続けていますが、彼から見れば、マレンさんの方が行方不明となってしまったので、「おそらく マレンは 魔物のえじきに……。」と思っていたのも無理のないことでしょう。
ずっと悲しみの中にいた彼ですが、「そろそろ立ち直らねば」と「彼女との約束」を果たすために、「指輪を作る手伝い」を主人公に依頼してきます。その材料「聖銀の鉱石」を取るために、ヴァースのほら穴へ行き、アークキマイラを倒すことになります。
余談ですが、ドラクエの世界には、よく知られた「キメラ」と、ドラクエ6にのみ登場する「キメイラ」と、今回倒すことになる「キマイラ」がいますが、これらの語源はすべて同じ「ギリシア神話に登場する怪物」で、ラテン語と英語で呼び方が違うだけだったりします。
聖銀の鉱石を届けると、ランディさんはそれを銀細工職人に加工してもらうと言うので、先にヴェリナード城下町の教会へ行き、彼からの手紙をウェルジー神父に届けます。事情を説明する内容だったらしく、ウェルジー神父は、ランディさんとマレンさんのための結婚式を執り行ってくれることになります。
結婚式はつつがなく進み、指輪の交換のとき、ランディさんの持つ指輪に異変が起きます。突然浮かび上がったかと思うと、指輪は空中で消えてしまうのです。
指輪が宙に…
きっとマレンさんがここへ来たのだと、ランディさんは涙を流し、結婚式は終了します。
そして指輪を買うための資金「給料 三ヶ月分」を報酬としてくれるというのですが、ウルベア銀貨3枚＝1500Gでした。あまりにも月給が安すぎるのでは？と、かつて話題になったようですｗ
そこに雇い主のゴーレックさんが現れ、結婚の祝福と、ちいさなメダルをランディさんと主人公にくれるのですが……そんなのいいから（ゴーレックさんにとっては「命よりも大事」らしいですが）、もう少しランディさんのお給料を上げてあげてほしいものですｗ
さて、結婚式の際に指輪が宙に浮かんだのを見て、「マレン！ 君なのかっ……！？」とランディさんは感じたわけですが、わたしたちは「マレンさんは死んだわけではない」ことを知っています。災厄の王とともに地中に沈んでいったので、それは死んだのと同じだと思われるかもしれませんが、彼女たち世告げの姫が死んでしまっては、誰が災厄の王を封印し続けるのでしょうか。
そう考えると、永遠の水に300年入っていたセーリアさんと同じような状況にあるのではないかと考えられます。意識は消失していても、災厄の王が目覚めないよう押さえつける役割を果たしているはずです。そうであれば、セーリアさんと同様の奇跡が起きるなら、4人が目覚める可能性もあるわけです。
指輪が消えるなど、少し心霊現象のように描かれているものの、本当にマレンさんの霊魂がやってきたのかどうかはわかりません。とはいえ、これがマレンさんの意思によるものでなければ、どこかの盗賊が魔法や手品でも使ったのかという話になって、それでは夢も希望もありませんがｗ
ランディさんは今日もラッカランで、真面目に兵士のお務めを果たしています。個人的には、いつかマレンさんと再会する日が来ることを願ってやみません。
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