神話篇「聖竜の神話」
この「ドラクエ10 クエストガイド」は、そのクエストの概要（初回報酬など）、クリアまでの手順と動画、解説（感想、考察など）で構成しています。攻略手順では具体的なストーリー内容に触れてはいませんが、動画や解説をご覧になる際は、そのクエストおよび関連するメインストーリーなどのネタバレにご注意ください。
ドラクエ10 クエストガイド を初めてご覧になる方は、記載方法などの概要について「ドラクエ10 クエストガイド…のガイド」をご確認ください。
クエスト概要
※報酬などの内容は、動画収録時点のものです。
※リプレイ報酬、特訓ポイント報酬については説明を省略しています。
| 受注/クリア条件 | 神話篇「王者の継承」をクリア済み |
|---|---|
| シリーズ名 | 神話篇 |
| 依頼NPC | （落陽の草原）？？？？「ロディア」さん |
| 所要時間 | 20～25分程度 |
| 初回報酬 | せかいじゅの葉: 2 経験値: 9576 / 名声値: 266 |
| クエスト実装日 | 2013年 7月 4日 (Ver.1.4.3) |
クエスト手順
このクエストを受注するには、神話篇「王者の継承」をクリアしておく必要があります。
落陽の草原 B7 にいる「コゼット」ちゃんと話して ？？？？ に行き「ロディア」さんから受注
- 落陽の草原 B1 で 石碑（王者の墓碑）を調べる
- 落陽の草原 B7 にいる「コゼット」ちゃんと話して ？？？？ に行き「ロディア」さんと話す
- モリナラ大森林 D5 にある 神話の遺跡 に入るとカットシーン（ムービー）
- ゴブル砂漠東 G7 より カルサドラ火山 に入り、ベビーサラマンダ を倒して「竜の火酒」を入手
- モリナラ大森林 D5 にある 神話の遺跡 に入るとカットシーン、その途中でクリア
「落陽の草原」B1 へ向かうまでの道中で出現する「グリンバングル」「イエロバングル」は、Lv80未満の冒険者にとってはかなり強いモンスターなので、強めのサポート仲間を連れていない場合、追いつかれないように注意して進みましょう。
上記手順「1」の後、「世告げの姫 ロディアに会うため 今すぐ 落陽の草原にいる コゼットの所へ 行きますか？」と確認されます。
「モリナラ大森林」に入ったことがある場合、バシっ娘で「神話の遺跡」へ移動すると便利です。初めて行く場合、「キリカ草原」側から入りましょう。「アズラン地方」側から入った場合、旅の扉で「キリカ草原」側へ移動しないと「神話の遺跡」へ行けません。また、再度ここへ来る必要があるので、近くにある「いざないの石碑」でルーラストーンを登録しておきましょう。
上記手順「3」の後、「今すぐ カルサドラ火山のふもと ゴブル砂漠東にある オアシスの隊商宿へ 行きますか？」と確認されます。
戦闘の攻略
ベビーサラマンダと戦うことになります。「かえんのいき」「はげしいほのお」でブレスダメージを与えてくるほか、「ボディプレス」で範囲ダメージ＋吹っ飛ばしてきます。Lv50程度なら問題なく勝てます。
「竜の火酒」を落とすとメッセージが表示され、「だいじなもの」に追加されます。動画を撮影した際は、3回目の戦闘（4～5匹目）で入手できました。
クエスト動画
クエスト解説
「神話篇」クエスト「王者の継承」をクリアして「時の王者」の称号を得た主人公に対して、ロディアさんは、「ふたりめの王者」と呼ばれた存在について知っているかと聞いてきます。この「ふたりめの王者」は、初代王者（おそらくドラクエ9の主人公）をもしのぐと言われたほどの人物だそうですが、災厄の王を相手に、何もできないまま死んでいったのだそうです。
彼が没した地こそ、古戦場である落陽の草原であり、その墓碑も同地にあります。災厄の王が落陽の草原に現れたのは、墓碑を通じて「ふたりめの王者が 今の王者に 何かを伝えることを 阻もうとした」のではないかとロディアさんは考えて、墓碑を訪ねるよう主人公に依頼します。
落陽の草原北部にある、この墓碑の付近には、グリンバングル＆イエロバングルというモンスターがいます。わたしがこのあたりを訪れるようになったのは、おそらく2014年初頭あたりだと思いますが、当時の感覚では「バングルに捕まったら即死亡」というくらい、めちゃくちゃ手ごわいモンスターでした。
2024年現在でこそ、それなりに強いサポート仲間を連れていけるため、彼らもそれほどの脅威でもありませんが、ボス戦がないからといって、うっかりLv50程度＆サポート仲間なしで墓碑付近まで来てしまい、しかも不意をつかれてしまったときなんかは、教会送りを覚悟した方がいいでしょうｗ
ちなみに、レッドイーター＆ブルーイーターも同様なのですが、頭の色が名前になっています。全身が緑でも頭が黄色い方は「イエロバングル」です。このモンスターを日替わり＆週替わり討伐などで狩る機会もありますが、誤って逆を狩ってしまうと無駄に時間がかかるので、覚えておいた方がいいですｗ
さて、ふたりめの王者の墓碑を見ると、文字は雨風に削られて読むことができません。
ふたりめの王者の墓碑
ところが、ふたりめの王者は主人公に伝えたいことがあったらしく、声が聞こえてきます。
この地を訪れし 時の王者よ。
私は かつて この世界で
ふたりめの王者と 呼ばれし者……。はるかな昔の 災厄の時代。
私は 災厄の王を迎え撃つため
あらゆる手を尽くし 万全なる準備をした。しかし…… 私は なにもできず
この地で果てたのだ……。災厄は 言葉に尽くせぬほど強大な存在に
なり果てた。たとえ 王者と言えど もはや
ひとりで 挑める相手ではなかったのだ……。もしも なんじが 同じ戦い方をしたなら
私と同じ運命を 歩むことになるだろう。時の王者よ……。
新たな戦い方を求めよ。そのために
グレイナル叙事詩を ひも解くがいい。叙事詩のありかは 世告げの姫たちが知る。
なんじが 叙事詩に導かれ
私と同じ道を歩まぬことを 切に祈らん……。
なお、この「ふたりめの王者」については、Ver.6のメインストーリーにおいて、より踏み込んだお話が描かれていますので、聞こえてきた声の内容を頭の片隅に置いておくといいかもしれません。
ロディアさんに「グレイナル叙事詩」について聞くと、それはモリナラ大森林の「神話の遺跡」にあると言われ、そこを目指すことになります。神話の遺跡には光球があり、それこそが「グレイナル叙事詩」で、「かつての聖竜の 精神の残滓とでも呼ぶべき光が 過去の出来事を 私たちに伝えてくれる」のだそうです。
さて、前回も聖竜グレイナルという名前が登場しました。ドラクエ9に登場する「空の英雄」だそうです。残念ながら、わたしは彼の存在もきれいさっぱり忘れていますが←
その聖竜グレイナルの「精神の残滓」こそ「グレイナル叙事詩」なのですが、「幾星霜の年月を経たことで 今は 眠りについている」のだそうです。
目覚めさせるには「竜の火酒」が必要
この「竜の火酒」を落とす「炎の山の火トカゲ」というのが、カルサドラ火山のベビーサラマンダということで、それを入手するために火山へ向かうことになります。ちなみにドラクエ9の「グレイナル」の好物も「竜の火酒」で、あちらはドミールの里の名産品となっています。
目を覚ましたグレイナル（の精神の残滓）は、「初代王者と翔けた あの空」を思い出しながら、主人公に「王者のカギ」を授けてくれます。
8人のチカラを結集！
なんで8人なのかといえば、メタな話になりますが、この「神話篇」には、それまでのドラクエ10どころか、ドラクエシリーズ全体を見ても前代未聞の「8人バトル」があり、当時それが最大の目玉でした。
過去作では馬車に待機要員がいるという形で、5人以上のメンバーが戦いに参加することはできていましたが、実際に敵の前に姿を見せて戦うのは最大4人でした。「神話篇」では4人のパーティ2組が「同盟」を組むという形で戦うために、この「王者のカギ」が必要、ということになっていたのです。
ただ、8人パーティで戦うには、8人集まらなければなりません。そして、この古いコンテンツである「神話篇」を、今やっている人は非常に少なく、オートマッチングではなかなか集まりません。
災厄の王は、実装当時は非常に強い敵でしたが、今は実はたいしたことがなく、8人も集まらなくても、ソロ＋サポート仲間3人でも十分倒せてしまいます。この「クエストガイド」では、動画収録にフレンドさんの協力を仰ごうとも思っていたのですが、今から「神話篇」をするなら、サポート攻略の方が参考になると考えましたので、パーティ同盟は組まない形で紹介することにしました。
これで準備は整いました。次回はついに災厄の王と戦うことになります。
今回は、移動量がなかなか多いクエストでしたが、途中で2回、自動で移動させてくれる箇所があり、神話の遺跡でもルーラ登録ができるようになったため、バシっ娘の活用などで、2024年現在はクリアしやすくなっています。Ver.1時代は自動移動もバシっ娘も存在せず、ドルボードの速度も今より遅い上に、ダンジョンでは乗れなかったのですから、かなりの苦行でしたがｗ
今回のクエスト「聖竜の神話」のクリアは、「神話篇」のクエスト「闇に眠りし王」の受注条件となります。
コメント