Ver.8でストーリー完結の発表

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DQ10アストルティア雑記
ストーリー完結について

ストーリー完結について

お正月に記事を載せたっきり、実質的な休止状態に入ってしまっていたこのブログですが、実はドラクエ10自体も、休止してはいないものの限りなく休止に近い状態に陥っていたルナクルです。別キャラでは週1くらいはインしていますが、ルナクルはあまりインできておりません。

昨年末からちょっと音楽活動を始めちゃったりしてですね。全く無名のユニットですから、PRしないとリスナーは増えないので、あれこれやってたのです。YouTubeで毎週動画更新とかですね。もっとも、これらはわたしがやりたくてやっていることなので、今のところ、ドラクエ10よりも優先したいだけです。

どんなことをやっているか、わたしたちの音楽活動に少しでも興味を持ってくださった方は、こちらをチャンネル登録してくれたりすると、とてもうれしいです。(Akkarinというキャラがルナクルと同一人物です)

ちなみに見出しの写真は、ブログの看板用に、ショコラフォンティヌ城のスイーツゾーンで撮ってきたんですが、結局使わないままお蔵入りになっていたもので、記事内容とは関係はありませんw

さて、3/20~21にDQ10春祭りが開催されまして、その中で衝撃的な発表がありました。

ドラクエ10のメインストーリーはVer.8で完結するという発表です。

今回は、この発表を受けて思ったことを少し書いておきたいと思います。

今回の記事は、Ver.7.6前期で配信されたメインストーリーまでのネタバレを含む記述があります。未クリアの方はご注意ください。
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全く予想もしなかった…わけではない

このブログで2年以上前に書いた記事に、「Ver.6「失敗」の原因を探る」というものがありまして、これは Ver.6のストーリーが完結した際、その内容や構成について、プレイヤーからの評判が非常に悪く、わたし自身も「なんで?」と思わされる部分が多かったため、そのことを率直に書いた記事です。掲載当時、このブログ始まって以来のアクセス数があったと記憶しています。

その記事の中で、次のように書いています。

11年という長期にわたって、サービスを続けてこられた運営さんの疲弊をも感じます。特にストーリーに関して、もうこの主人公のまま物語を展開していくのは限界なのでは?とも思わせられました。

Ver.6完結の時点で、この主人公のままストーリーを展開していくことは限界なのではなかろうかと感じていて、実際そのように書きました。これは別にわたしのオリジナルな意見でもなんでもなく、同じように感じていた方は結構おられたのではないかと思っています。

本来であれば、ドラクエの世界において、救世主となる存在は「勇者」だったはずです。ところがドラクエ10では、その勇者の「盟友」という、やや格下にも見える地位に就いた主人公は、なぜか勇者以上の大活躍を見せます。出自は時渡りのチカラをもつ王族であり、自ら大魔王になって魔界との和解を果たし、ジア・クト念晶体の襲撃から世界を救い、創失の呪いに蝕まれそうになった世界を救います。

わたしたちは、とんでもなくスーパーハイスペックな主人公になってしまっていて、このあと一体、何回世界を救えば良いのでしょうかw

このあたりは、10年、20年と続くストーリー性があるオンラインゲームの場合、避けては通れない道ではあるのでしょうが、どうしても主人公や敵の強さがインフレしてしまいます。結局、当初の構想通りにジャゴヌバを倒して完結としておいた方が、ストーリー全体としては収まりが良かったのかもしれません。Ver.6でのストーリー構築失敗は、そのことを物語っているのだと思います。

つまり、作者は完結させたいのだけれども、人気があるから雑誌が終わらせてくれない長期連載漫画、というイメージに近い状況に、今のドラクエ10が陥りつつあるのではないかという懸念がありました。

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Ver.7の物語はどうだったのか

Ver.7の物語については、少なくともわたしは、Ver.6終盤と比較するなら、じゅうぶん楽しめました。

ただ、ちょっと終盤のやりすぎ感は否定できません。主人公がいないだけのことで、あれほどまで秩序が崩壊してしまうというのは、さすがに説得力がなさすぎるように感じました。そして一旦終わってしまった世界が新生するというラストも、「時間を戻した」のではなく、「一旦すべてが滅び去ったあとに再構築した」わけですから、主人公以外はその記憶を失ったとはいえ、どこかモヤモヤした感じが残ります。

このモヤモヤの正体は、「ドラえもん」のエピソード「無人島に家出」に近いのかなと思います。

ちょっとネタバレになってしまいますが、この物語では、のび太くんは「10年間、無人島で孤独な生活を送る」という壮絶な体験をします。最終的にドラえもんが助けてはくれるのですが、その解決方法というのが「10年無人島で過ごした記憶を持つのび太くんを、タイムマシンで10年前へ連れて行き、そこでタイムふろしきを使って10年前の姿に戻す」というものでした。

子どもの姿に戻ったのび太くんも、その後のセリフから推察すると、10年間の体験の記憶を持ったままなのです。さらに、大人になったのび太くんが、10年前に家出した当時に戻った時点から、世界に野比のび太が2人存在することになってしまうのです。「家出していないことになった」子どもののび太くんと、実際に家出して無人島で過ごしているのび太くんです。

もちろん、児童向けSFギャグ漫画として描かれている1話完結作品なので、そのエピソードが他のお話で引きずられるようなことはなく、相変わらずのび太くんはドジでマヌケなままです。だけど、このお話を読んだ小学生の頃に、腑に落ちないというか、釈然としないものを感じたのを覚えています。

実は、この物語のタイムパラドックス的な問題点は、これだけに留まらないのですが、本題をどんどん外れてしまうので、ここまでにしておきますw 興味のある方は、藤子Fノートさんがわかりやすくまとめておられるので、ぜひお読みください。

Ver.7のストーリーでは、アンルシアさんが処刑されるなど、あまりにも衝撃的な出来事が「現実に」起こりますSF的解決方法として考えられるのは「時間を巻き戻して、なかったことにする」というものですが、それに近いことを一度Ver.4でやってしまっているからか(※1)、今回は別の解決方法を試みたのでしょう。ただ、それによって強烈なモヤモヤが残るラストになってしまったともいえます。

(※1) 厳密には「因果律操作」という少し複雑なことをしていて、時元神キュロノスを倒したという事実のみを残しつつ時間を巻き戻しています。これはちょっと禁じ手に近いやり方で、ストーリー上でこんなことを連発できるなら、それこそ「なんでもアリ」になってしまいますw

ところで、Ver.7.6前期のストーリーが公開後に、Ver.7のストーリー全般の構造的欠陥を鋭く指摘しつつ、ポルテというヒロインの存在を全否定した記事を書かれていた方がいます。直接のリンクは控えておくものの(※2)、内容としては理路整然としていて、言いたいことはわからなくもないのですが、わたし自身はポルテちゃんのキャラクターは嫌いではないです。

もっともこれは、ポルテ役を務めた野口瑠璃子さんの芝居が非常に良かったということもあります。姿がほぼ同じ造形でありながら、性格や目的の異なる複数のキャラクターを、とても見事に演じ分けておられました。わたしがポルテちゃんのキャラを好きなのは、野口さんのチカラが大きいと思います。総選挙は残念でしたが…w

ただ、物語の構造的には、その方が指摘されている点を含めて、大きなヒビ割れのようなものを感じたこともまた事実です。このまま無理にVer.8、Ver.9…と、同じ世界、同じ主人公でストーリーを引っ張っていくなら、またVer.6みたいなことが起きかねないという不安もありました。

(※2) 気になる方は「ドラクエ10 バージョン7.6の結末はハッピーエンドなんかではない」でググってください。ただし、長文が多いといわれるこのブログを遥かに凌駕する約6万字の大論文ですので(さらにその続編まであります)、心してかかってくださいw
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「サービス終了」ではない

衝撃的な「Ver.8でストーリー完結」の発表がされた後、やはりそれを「ドラクエ10自体のサービス終了」と結び付けて考える人は当然ながら多く、そういう不安の声がXなどでも多く見受けられました。

ただ、春祭りで「メインストーリー大団円を迎えます。」と発表した直後に「サービス終了ではありません。」と、わざわざ赤太字で補足しているので、少なくとも最後のストーリーが展開されるであろう2年間はあり得ませんし、それ以降についても「20周年を目指す」という意向が示されていて、さらにはGoogleと共同開発した「対話型AIバディ」という新機能まで発表されているくらいですから、突然サービスが終了するようなことは現実的ではないと考えています。

スクエニも営利企業ですから、採算がとれない事業を終了させることはあります。とはいえ、決してチケット代が安くない春祭りで、2日間計4000席を満席として、物販も売り切れ続出、さらにはYouTubeだけで1日目17万、2日目11万という再生数を獲得したコンテンツを、あっさり終了させる理由などないでしょう。

ドラクエ10プレイヤー、あるいは元プレイヤーの中には、なぜだかサービス終了を強く願い、ことあるごとにサ終だサ終だと煽ってくる、名付けて「サ終勢」みたいな人もいて、今回の発表でもにわかに盛り上がったみたいですが、その人たちは14年前から同じような主張を繰り返して全く当たったことがない自称予言者みたいなものなので、ドラクエ10を楽しく遊んでいるみなさんは気にしなくて良いと思いますw

むしろ、メインストーリーを完結させるというのは、同じ主人公、同じ世界で物語を続けることに無理があるということを運営さんも十分認識したうえで、物語や設定上のさらなる破綻を来すことを避けつつ、別の方面でドラクエ10の世界を存続させる方向に舵を切った英断であるともいえます。

わたしはストーリーやクエストを楽しみにしている立場ですから、もう新しいストーリーが生まれないことには残念な気持ちもありますが、これまで書いてきたような構造的な欠陥に対する懸念を持ちつつ、物語を生み出す側の苦悩も理解しているつもりです。さすがにこれ以上は無理なのではないかと常々思っていたので、よくここまで頑張ってくれたという気持ちもあります。

今のドラクエ10は、もうストーリーを追うだけのゲームではないんですよね。バトルはもちろん、どこまでも広がる世界を探索して風景を楽しんだり、写真を撮ったり、ハウジングは数々の写真コンテストを見てもわかるように、どこまでも奥の深い世界です。ミニゲームも充実して、釣りや職人を極めたり、バトエンや大富豪に興じたり、ひとつのゲームでここまで遊べるの?というくらい、多くの遊びが詰まっています。

そして、プレイヤー同士のコミュニティとしての側面も大きくなっているんですよね。インしても何かするわけではなく、ひたすらおしゃべりしているだけの人もいます。その程度ならDiscordでいいんじゃない?と思うかもしれませんが、会話の中からボスを倒しに行ったり、みんなで写真を撮ったり、そういう遊びにも繋がっていくわけです。まさに「実際に会って会話を楽しむ」を代替する存在にまでなっています。

冒頭で紹介した、わたしたちが音楽活動などを行うユニットも、メンバーは全員ドラクエ10で知り合った仲間です。そういう外の世界への広がりが、ドラクエ10の中から生まれたりもしているのです。

ドラクエ10がFF11をお手本にしているという話は、過去記事でも何度か書いてきましたが、メインストーリーを完結させた上で、サービスを20年以上継続させるという前例は、すでにFF11が成し遂げているんですよね。続いているということは、長年メインストーリーを更新していなくても、月額料金を支払っている人が採算をとれる程度に存在し続けているということです。わたしたちがアストルティアを愛しているように、ヴァナ・ディールを愛している人々が支え続けているのだと思います。

アストルティアは、まだまだ消えたりはしません。

これまでも、そしてこれからも、ドラクエ10を楽しく遊んでいきましょう♪

     
DQ10アストルティア雑記

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