この「ドラクエ10 クエストガイド」は、そのクエストの概要(初回報酬など)、クリアまでの手順と動画、解説(感想、考察など)で構成しています。攻略手順では具体的なストーリー内容に触れてはいませんが、動画や解説をご覧になる際は、そのクエストおよび関連するメインストーリーなどのネタバレにご注意ください。
ドラクエ10 クエストガイド を初めてご覧になる方は、記載方法などの概要について「ドラクエ10 クエストガイド…のガイド」をご確認ください。
クエスト概要
※報酬などの内容は、動画収録時点のものです。
※リプレイ報酬、特訓ポイント報酬については説明を省略しています。
受注/クリア条件 | 職業レベル46以上 |
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シリーズ名 | 女神の意志・解放の時 |
依頼NPC | 落陽の草原 B8「聖使者チャミミ」さん |
所要時間 | 5~10分程度 |
初回報酬 | レベルの上限が55になる 経験値: 12360 / 名声値: 103 |
クエスト実装日 | 2012年 10月 9日 (Ver.1.1) |
クエスト手順
落陽の草原 B8 で「聖使者チャミミ」さんより受注
- グレン領東 などにいる「メガザルロック」か、呪われた大地 などにいる「しりょうのきし」のいずれか一方を倒して「女神の黄玉石」を入手する
- 落陽の草原 B8 で「聖使者チャミミ」さんと話すとカットシーン(ムービー)、その後クリア
「落陽の草原」には「王都カミハルムイ北」から出て「カミハルムイ領北」へ進み、北西の B2 から行けます。はじめて「落陽の草原」に入ると、突然ムービーが始まるので驚くかもしれませんが、ここで戦闘になったりしないので、安心してください。これは「神話篇」のプロローグとなっています。(「神話篇」クエストは、キーエンブレムを10個集めないと受注できません)
討伐対象のモンスターは「メガザルロック」または「しりょうのきし」で、どこで倒しても問題ありませんが、「落陽の草原」に隣接する「呪われた大地」が近いので、特にこだわりがなければ「呪われた大地」へ向かいましょう。受注場所から「奈落の橋」を渡って西へ進めば、すぐです。
戦闘の攻略
あえてメガザルロックを選ばない限り、しりょうのきしと戦うことになります。このモンスターは、呪いをかけてくる点を除いて、特筆すべきことはありません。このクエストを受注できるLv46程度で楽に倒せます。数回戦わないと「女神の黄玉石」を落とさないことがあるため、呪われた大地に入って右(北)へ進み、毒沼のあるエリアを探して戦いましょう。
「女神の黄玉石」を落とすとメッセージが表示され、「だいじなもの」に追加されます。動画を撮影した際は、3回目の戦闘(3~4匹目)で入手できました。
クエスト動画
クエスト解説
ドラクエ10で最初のレベル上限解放クエストです。
従来のドラクエシリーズは、最初からLv99まで上げることができるようになっていましたが、明確に「終わり」が提示されないオンラインゲームであるドラクエ10は、ストーリーの配信ペースに合わせて、徐々にキャラクターを強化させていく必要がありました。仮に最初から「Lv99まで上げることも可能」だとすると、サービス開始当初から、冥王をあっさり倒せてしまう冒険者が続出するからです。それで、一般的にドラクエ型のオンラインゲーム(MMORPG)では、レベル上限(キャップ)が設けられているのです。
とはいえ、サービス開始から10年以上も経ってしまうと、少なくとも初期のレベル上限は、サポート仲間が強すぎることもあって、ほぼ無意味になっています。それでも「上限解放クエスト」だけは従来のまま残っているため、レベル上限解放クエストを次々とクリアしなければならない、多すぎるという問題も起きてしまっています。そういう話を以前この記事で書きましたので、よかったらご参考までにw
今回のクエスト「高みを目指す者」については、クリアは非常に簡単です。ただし今の形になったのはVer.3.2前期(2015年12月)からで、それ以前は討伐対象がメガザルロックのみ、しかもVer.2.1まではザグバン丘陵のみと場所まで指定されていました。
ザグバン丘陵はドワチャッカ大陸にあって、ガタラ原野からそこへ向かうには、サーマリ高原を抜けていく必要があります。そのサーマリ高原は強敵がうじゃうじゃといる地域で、ザグバン丘陵にたどりつく前に、フォレスドン、トリカトラプスなどに追いかけ回され、ヒッポキングの痛恨を受けて教会送りにされる冒険者が続出するという、非常に厳しいものでした。ドルボードも今よりかなり遅く、逃げ切れないこともあったのです。
わたしが実際に経験したのは、その頃だったのですが、クエスト実装当時のVer.1.1時代は、もっと恐ろしい状況だったそうです。
Ver.1.1時代は、まだドルボードが存在しません。サーマリ高原で強敵に絡まれたら、もうその時点でアウトです。やっとの思いでザグバン丘陵にたどり着いても、今度はメガザルロックが見えません。集まっている冒険者が多すぎるのと、当時は機種がWiiしかなかったので、今より遥かにシビアな表示限界で見えないのです。しかもメガザルロックの付近には、レッドイーター&ブルーイーターという、Lv50前の冒険者にとっては、非常に凶悪なモンスターがいます。そちらに襲われても教会送りです。
さらに、今では2~3回戦えば「女神の黄玉石」が出ますが、当時は40匹くらい倒さないと落とさないという、もう鬼畜以外の言葉が見つからないような鬼設定だったそうです。おまけにドロップ判定は個人ごとで、パーティを組んでいても全員出るとは限らなかったとか……
そのような阿鼻叫喚の様子を「メガザルロックフェスティバル」、略して「ロックフェス」として、初期組の冒険者の間では今も伝説として語り継がれています…w
このクエストのクリアは、Lv51以上で受注できる「女神の意志・解放の時」シリーズ続編で、レベル上限60解放となるクエスト、No.120「さらなる高みを目指す者」の前提条件になっています。
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