この「ドラクエ10 クエストガイド」は、そのクエストの概要(初回報酬など)、クリアまでの手順と動画、解説(感想、考察など)で構成しています。攻略手順では具体的なストーリー内容に触れてはいませんが、動画や解説をご覧になる際は、そのクエストおよび関連するメインストーリーなどのネタバレにご注意ください。
ドラクエ10 クエストガイド を初めてご覧になる方は、記載方法などの概要について「ドラクエ10 クエストガイド…のガイド」をご確認ください。
クエスト概要
※報酬などの内容は、動画収録時点のものです。
※リプレイ報酬、特訓ポイント報酬については説明を省略しています。
受注/クリア条件 | 神話篇「最後の神話の戦い」をクリア済み |
---|---|
シリーズ名 | 神話篇 |
依頼NPC | 落陽の草原 B7「コゼット」ちゃん |
所要時間 | 20~25分程度 (闇の溢る世界で2回ワープした場合) |
初回報酬 | ブルーオーブ: 1 経験値: 13900 / 名声値: 52 |
クエスト実装日 | 2013年 11月 7日 (Ver.1.5後期) |
クエスト手順
落陽の草原 B7 にいる「コゼット」ちゃんと話して「はい」と答えた後、受注
- ジュレリア地下廃坑 などで「ましょうぐも」を倒して「雲切りの粉」を入手
- 落陽の草原 B7 にいる「コゼット」ちゃんに「雲切りの粉」を渡して「射光の火筒」を受け取る
- ギルザッド地方 で「射光の火筒」を使う
- ギルザッド地方 C5 で海面がうっすら光る部分に行くとカットシーン(ムービー)
- 落陽の草原 B7 にいる「コゼット」ちゃんと話す
- 落陽の草原 B6 で 光の河のほころび を調べて「パーティ同盟相手」の決め方を選択し、闇の溢る世界 に入るとカットシーン
- 闇の溢る世界 を進み、最奥にある 滅びの間 に入る
- 滅びの間 でカットシーンを観る
- ギルザッド地方 C5 で海面がうっすら光る部分に行くとカットシーン、その途中でクリア
討伐対象の「ましょうぐも」は、5大陸では「ジュレリア地下廃坑」と「賢者の隠れ家」、そして「冥王の心臓」と「闇の溢る世界」地下5階に出現します。今回のクエスト中に「闇の溢る世界」には行きますが、「雲切りの粉」を入手してから行くことになるので、他の場所がいいでしょう。「ジュレリア地下廃坑」の場合は、B5 の階段を下りた先にいます。
手順「3」で「射光の火筒」を使うと、垂直な光が「入り江の集落」からでも見えるので、「ギルザの入り江」にあるその場所を目指していきます。(マップに黄色い印が表示されます)
近づくと垂直な光はわかりにくいのですが、海面にうっすらと光る部分があるので、そこを目指して進んで行くと、カットシーンが始まります。
手順「6」で「パーティ同盟相手」の決め方を選択します。「同盟を組まない」を選択すると「とても厳しい戦いに なります」と言われますが、今回はボス戦はありません。また、下記のように2回ワープした場合は、フィールドモンスターとの戦闘もありません。
「闇の溢る世界」に入ってすぐのところにある石碑を調べると、次のように確認されます。「はい」と答えると「帝王の玉座 入口」までワープします。
今回は「災厄の王」がいないため、「帝王の玉座」を通り抜けて「下層への通路」にある石碑を調べると、次のように確認されます。「はい」と答えると「滅びの間 入口」までワープします。
戦闘の攻略
ましょうぐもと戦うことになります。「やみのブレス」で闇属性のブレス攻撃をしてくるほか、「呪いのきり」で呪いをかけたり、「かすみがくれ」で身かわし率を上げてきます。怒り状態のみ「ザラキ」を使用するので、即死耐性があると安全です。光属性が弱点なので「イオナズン」などで攻撃するといいでしょう。
「雲切りの粉」を落とすとメッセージが表示され、「だいじなもの」に追加されます。動画を撮影した際は、4回目の戦闘(5匹目)で入手できました。
クエスト動画
クエスト解説
「神話篇」エピローグクエストのひとつです。
クエスト「最後の神話の戦い」をクリア後に紹介される4話は、どういう順番で進めてもいいのですが、このクエストが全体の最終話のような内容になっています。とはいえ「最後の神話の戦い」で、真・災厄の王を倒した後は落陽の草原に戻りますが、そのとき目の前にクエスト依頼者のコゼットちゃんがいるため、4話のうち最初にこのクエストを受注された方も多いでしょう。
このコゼットちゃんですが、「神話篇」を進めている間、何度も話しているはずです。ただ、どうも大人びた見た目にそぐわない口調でした。真・災厄の王を倒してからは子どもらしい口調になります。
このとき「あたしも 気がついたら ここにいたのよ! ロディアおねえちゃんと いっしょだったのに どこにも 見当たらないの!」と話します。以前は自身の姉のことを「ロディアさま」と呼んでいましたし、明らかに本人の意思ではなく、何者かに操られていた様子でした。
クエスト「ふたりの逃亡者」のラストで、ロディアさんはコゼットちゃんについて「あの子が 呪縛から解かれる日は いつ 訪れるのでしょうか……。」とつぶやくように話しています。真・災厄の王を倒したことで、その「呪縛」が解けて、本来のコゼットちゃんに戻ったのだと考えられます。
そのためか、コゼットちゃんの記憶は「ふたりの逃亡者」で、ロディアさんとともに悪夢の追っ手から逃げていたときのままです。その際にコゼットちゃんは命を落とすのですが、謎の少年のチカラで蘇生しました。そして、気がつけばロディアおねえちゃんがいないという状況で、落陽の草原にいたのです。
コゼットちゃんに何か知っているなら教えてほしいと言われた主人公は、災厄の王と戦ったことや、その結果について話しますが、「おねえちゃんは あたしを置いて いなくなったりしないもん!!」と、なかなか信じてくれません。まあ無理もないことではありますが……。
その後、コゼットちゃんは「はぐれたときに 行きなさいって おねえちゃんから 言われてる場所」のことを思い出します。そこは「特別な道具を 使わないと わからない場所」ということで、主人公はその道具を作るための材料「雲切りの粉」を調達してくることになります。
コゼットちゃんに雲切りの粉を渡すと、それを筒のような物に詰め込み「射光の火筒」を作ります。これをギルザッド地方で使えば場所がわかるというので、入り江の集落へ行って使ってみると、垂直に伸びる光がギルザの入り江に現れました。
その場所にロディアさんが来てくれるはずだと信じて、コゼットちゃんは待ち続けるのですが、ロディアさんは現れず、謎の男性が3人そこへやって来て「ある王国の者」と名乗ります。
コゼットちゃんが名前を告げると、彼らは「お帰りを お待ちしておりました。」と突然ひざまずき、「我らが主 コゼット姫……。」と呼びました。驚くコゼットちゃんに、3人は「あなたは ロディア姫とともに 我らが祖国……エクゼリア王国の 未来を担う お方なのです。」と説明します。
コゼットちゃんの故郷という「エクゼリア王国」は、一時「悪しき者の手により」滅亡の危機を迎えたといいます。再興するため「亡き王の跡を継ぐ 姫のご帰還」を待っていたそうです。ロディアさんは、コゼットちゃんに「はぐれたときに 行きなさい」と、射光の火筒の作り方を含めて教えていました。それはロディアさんを呼ぶというより、彼ら王国の人々に知らせる目的があったのだと考えられます。
ロディアさんたちは追われる身だったので、妹のコゼットちゃんにも自分たちの素性を隠していたようですが、コゼットちゃんに「エクゼリア王家の指輪」を預けていました。それは王位継承者の証なのだといいます。つまり、ロディアさんは、コゼットちゃんに王位を継承させるつもりだったようです。
あまりに突然の話にコゼットちゃんは驚き、「あたしが 女王様なんて なれっこないよ!」と、ロディアさんを探しに出ることを彼らに告げます。そのため、主人公はコゼットちゃんを連れて、3回目の「闇の溢る世界」へ行くことになるのでした。今回は災厄の王もいませんし、ワープもあるので楽でしたがw
滅びの間に着くと、コゼットちゃんはロディアさんを大声で呼びますが、やはり姿はありません。仕方なく、コゼットちゃんが指輪を置いて帰ろうとすると、その指輪は突然輝き始めます。主人公とコゼットちゃんは謎の空間に移動して、コゼットちゃんのみ、そこでロディアさんの声を聞いたようです。
ギルザの入り江に戻ると、先程の3人が現れます。コゼットちゃんは、ロディアさんが「とても大切な役目があるから すぐには 帰れない」と言われたことを説明します。そして、「あなたにしか できないこと」を頼まれたと話します。それは「役目を終えた おねえちゃんが 安心して帰ってこれる場所を 作ること。エクゼリア王国の再興を 果たすことなの!」と、コゼットちゃんは女王になる決意を固めるのでした。
3人はコゼットちゃんの決意を喜びながらも、「エクゼリア王国へと至る道の 安全を確保するため 今しばらく 時間を いただきたい」と話します。それでコゼットちゃんはガケっぷち村跡に戻り、エクゼリア王国へ戻れる日を、そしてロディアさんが帰ってくる日を、待ち続けるのでした。
2013年11月にこのクエストが実装され、リアル時間で10年以上の歳月が流れましたが、いまだエクゼリア王国の兵士も、ロディアさんも現れず、コゼットちゃんはガケっぷち村で待ち続けているのでした……。
エクゼリア王国について
この項は、Ver.1のメインストーリー「ホーローとの出会い後のおはなし」と、クエストNo.465「生き返る村」および、クエストNo.726「在りし日を示す地図」に触れている箇所があります。直接的なネタバレは避けていますが、問題ない方のみクリックしてお読みください。
コメント