上は終演後の集合写真なんですが、わたしを見るとウィッグが風になびいてめっちゃんこ変な髪型になってますww
オンラインゲーム内での「演劇」
以前どこかの記事で書きましたが、わたしは劇団四季などのミュージカルが大好きで、たまに劇場へ観に行ったりしています。ミュージカルに限らずストレートプレイなども観ます。今では年に1~2回で本当に「たまに」なんですけれども、かつては月に1~2回通ってた時代もありましたw
さて、オンラインゲームの世界でも、プレイヤーキャラクターが舞台に立って「演劇」を行うプレイヤーイベントは広く開催されています。エオルゼアの世界にも、未見ではありますが「マクロ演劇」なるものがあると聞いたことがあります。
アストルティアでは、もう公演回数40回近くを誇る「アグラニ劇団死期」という劇団が、長年にわたりゲーム内で演劇活動をしています。かつては月1回公演だったのですが、今は劇団員のみなさんのリアル事情もあり、しばらく活動を休止して再開後は、年に数回の上演となっています。本家から怒られそうなすごい劇団名ですけれどもww
わたしは、というより実際はあかり姉なんですけど、2014年から観劇しています。ほかの重要イベントと時間が重なっていたり、翌朝早いなどのリアル事情がない限り、出来る限り観に行くようにしていますが、告知の見落としが最大の敵です。11/18(日)に公演するという、マツゴロウ団長からのツイートを当日朝に気付いたので、急遽駆けつけましたw
こちらが告知ツイート♪
【告知】#アグラニ劇団死期
アグラニ劇団死期次回公演の日にちが決定しました!
次回は18日(日)
演目は不思議の国のアリス2018となります!
お楽しみに! pic.twitter.com/Z07N7Q2UQf— マツゴロウ@中年オーガ (@matugorouhdk48) 2018年11月5日
アグラニ劇団死期劇場へ♪
それでは劇場に行ってみましょう♪
現在の劇場はこの地下にあります♪
とても美しいロビーですが、ここで開演直前に団長がお腹を壊してトイレに行くというお約束のやり取りが繰り広げられますw
さて、今回わたしが潜入したのはここまでです。
こういう劇場型プレイヤーイベントの特徴として、観客が多すぎると役者さんが見えなくなってしまうという問題が起きます。
下は、あかり姉が2周年記念公演の時にツイートしたものですが、最盛期にはお客さんがこれくらいか、もっと多いくらい来てました。
いろんな環境にもよるかもしれないけど、「キャラクター描画数設定」を「とても多い」にすれば、#アグラニ劇団死期 が満席でもこわくない!かも?w
そんなわけで2周年記念公演の人魚姫2、しっかり堪能してきました☆ pic.twitter.com/iTIOcXo3dB
— あかり@DQXどわこ☆FF14ララ(Gungnir)☆ (@dqx_akkarin) 2015年6月28日
観る人の環境によっては、観客数が多すぎると舞台の上の役者さんが消えてしまうことになりかねないので、さすがに2垢で入るのは気が引けますw
そんなわけで観劇は姉にまかせて、わたしは外で待つことにしました。
だいじょうぶ、わたしにはあかり姉の目を通して見ることの出来る特殊能力があります!←
全盛期から見れば、お客さんは結構少なめです。これには理由があって、かつては「冒険者の広場」などでも大きく告知していたのですが、こういうプレイヤーイベントを「荒らす」人たちが来たことがあり、それ以来、告知をツイッターなどに限定するようになったみたいです。プレイヤーが楽しんでいることを壊したいと考える、とっても困った人たちがごく一部にいますので…
観る側からすれば、今くらいの人数だと役者さんが消えることもないので間違いなく見やすいのですが、やっぱりお客さんが多いほうが劇団のみなさんもやりがいがあると思うので、このへんは難しいところですね。あかり姉がツイートしたり、わたしがこうやってブログに書いたりして、微力ながら告知に協力したいとは思っています。
今回は知ったのが当日朝だったので全然間に合いませんでしたがw
今回の演目は「不思議の国のアリス2018」
開演時間になると、スタッフさんの誘導に従って地下へ降ります。
今回上演された演目は「不思議の国のアリス2018」です。
タイトルからもわかるように再演なんですが、シナリオや演出も、現在の劇場や役者さんの人数などにあわせて変更されています。
舞台セットはもちろん家具ですし、劇伴もオルゴール(ドラクエの音楽が再生される家具。FF14でいうところのオーケストリオンですねw)しかありません。照明は家全体の明るさが変わってしまいます。かなり制約がある環境にもかかわらず、それらを組み合わせて見事に舞台を形作っていきます。
実際にお芝居をしている様子はこんな感じです。
役者さんが白チャット(まわりにチャット)で台詞を話し、しぐさを使ったり、マイコーデを変えたり、家具を動かしたりしながら、物語を進めていきます。
…と簡単にさらっと書きましたが、これ、とてつもなく大変です。
FF14のようにマクロなんてものは当然ありませんし、しぐさと台詞を組み合わせて定型文を登録できますが、その枠はたった100しかありません。今ではしぐさも音楽もかなり増えて、表現の幅はぐっと広がりましたが、この劇団はオルゴールなんて家具さえ、ひとつ(ハートのオルゴール)しかなかった2013年から、試行錯誤を重ねながら演劇活動を続けています。
なんて書くと、すっごく真面目な劇団に思えるかもしれませんが(いや、活動は真面目ではあるんですよ、もちろんw)、今回の作品も含めてテイストはギャグが多めです。何度も観劇してると、劇団員の人間関係なんかもうっすら見えてきますから、そういう楽屋オチ的な部分も楽しめるようになってきますが、知らなくても純粋に面白いです。画面の前でふふっと声を出して笑ってしまいますw
劇場が地下になってからは、正面と背面の2箇所でお芝居が演じられるようになりました。ナレーターさんの指示があれば、後ろを振り向いて観るわけです。実際にキャラクターが振り返る必要はなく、カメラをぐるんと回すだけなのですが…
お話そのものについては、基本的にはオリジナルの「不思議の国のアリス」と同様に進みますが、随所にメタなギャグが仕込まれていたり、あっと驚くラストが待っています。でもまた再演するかもしれないので、内容に関してはあまり詳しくは触れないでおきます。
ギャグが多めとは書きましたが、全編を通して完全にシリアスな舞台も過去にありました。そして団長さんはお話作りがすごく上手なのです。どうしても最後(カーテンコール)はテレちゃうのか、ゴリッ☆って感じになりますけれどもww
わたしは、あかり姉に似てどわこちゃん大好きです♪w
このゲンマイ…じゃないゲンメイさん(お約束)は、3年前の公演「かぐや姫」で、ものすっごくインパクトのあるミカドを演じて、アグラニ劇団死期ファンの心を凍りつかせましたww
※このツイートは現在公演中の #アグラニ劇団死期 の劇に連動しています。
帝キターーーーーーー!!
ふすま開けたらいたし!!
きんも!テラきんも!
かぐや姫 pic.twitter.com/D8wlqRD1xS— マツゴロウ@中年オーガ (@matugorouhdk48) 2015年5月30日
この公演では「ツイッター連動」という新たな試みがあって楽しかったです♪
今回のイモムシも青すぎて最高でしたねww
すっごくおいしいところを持っていきます。さすが玄米さん!←
ここまで非常にざっくりと書いてきましたが、この劇団の楽しさが多少なりとも伝わりましたでしょうか…?w
次回公演日程は未定のようですが、ぜひマツゴロウ団長のツイッターをフォローして、公演情報をお待ち頂ければと思います。
そして、ついにこの劇団の中の人が4人体制になってしまったという衝撃のお話がありました。
劇団の主力メンバーで、団長とただならぬ関係のシュウさんが、なんと2人目の育児スタートという、とってもおめでとーん!な理由によるものなんですが、ドラクエ10内で演劇をやってみたい!と思った方は、ぜひ団長にコンタクトしてみましょう♪
どうしてもリアル事情で、劇団活動が難しくなったり、さまざまな理由でドラクエ10自体を引退してしまったり、ということは起きてしまうものです。団長もちょこっとFF14の世界に行ってたのを、実はわたしは知っていますw
そんなこんなで、この劇団でもメンバーが抜けてしまったり、入れ替わったりはしてきましたが、今年で5年もの長期間、休止を挟みつつも演劇活動を続けてこられたということは、本当に敬服に値すると思っています。
そして、あかり姉の古くからのフレさんで、この劇団で(主に別キャラの「さあや」さん=初演でのアリス役=が)出演もしていた、ぎんねこさん。約2年のブランクを経て、今回の公演ではお手伝いとして見事に復帰されました♪
今回の公演は、じつはあかり姉ではなく、わたしだけがこのブログの取材を兼ねて観に行くつもりでしたが、公演直前にツイートをチェックしたところ、ぎんねこさんがお手伝いで参加すること知り、あかり姉が
「ぎんちゃんががんばるのなら、わたしが観る☆」
ということで、わたしは外で待機になったのでしたw
だけど、長くドラクエを離れていたフレさんが復帰するというのは、本当にうれしいことですね♪
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