この「ドラクエ10 クエストガイド」は、そのクエストの概要(初回報酬など)、クリアまでの手順と動画、解説(感想、考察など)で構成しています。攻略手順では具体的なストーリー内容に触れてはいませんが、動画や解説をご覧になる際は、そのクエストおよび関連するメインストーリーなどのネタバレにご注意ください。
ドラクエ10 クエストガイド を初めてご覧になる方は、記載方法などの概要について「ドラクエ10 クエストガイド…のガイド」をご確認ください。
クエスト概要
※報酬などの内容は、動画収録時点のものです。
※リプレイ報酬、特訓ポイント報酬については説明を省略しています。
受注/クリア条件 | 神話篇「聖竜の神話」をクリア済み |
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シリーズ名 | 神話篇 |
依頼NPC | (落陽の草原)????「ロディア」さん |
所要時間 | 1時間程度(ワープを利用しない場合) 10分程度(ワープを利用する場合) |
初回報酬 | ちいさなメダル: 10 経験値: 24240 / 名声値: 1010 |
クエスト実装日 | 2013年 7月 4日 (Ver.1.4.3) |
クエスト手順
落陽の草原 B7 にいる「コゼット」ちゃんと話して ???? に行き「ロディア」さんから受注
- 落陽の草原 B6 で 光の河のほころび を調べて「パーティ同盟相手」の決め方を選択するとカットシーン(ムービー)
- 闇の溢る世界 を進み、最奥にある 帝王の玉座 に入るとカットシーン、その後「災厄の王」と戦闘
- 「災厄の王」を倒した後のカットシーンを観る
- 落陽の草原 B7 にいる「コゼット」ちゃんと話して ???? に行き「ロディア」さんと話すとクリア
上記手順「1」の際、「パーティ同盟相手を どのように決めますか?」と確認されます。次の3つの選択肢から選ぶことになります。
- 指定のパーティと
一緒に「闇の溢る世界」へ行くフレンドさんなどが、同じ「闇に眠りし王」を受注した状態で、「光の河のほころび」の近くにいれば、そのパーティのリーダーが一覧に表示されます。 - 同盟相手を自動で探す
いわゆる「オートマッチング」です。条件が合うプレイヤーキャラクターを自動的に探しますが、2024年現在は何かのイベント等でない限り、あまりマッチングしないことが多いです。180秒経っても同盟相手が見つからない場合は、キャンセルされます。 - 同盟を組まない
パーティ同盟を組まず、今いるメンバーのみで「闇の溢る世界」に入ります。「とても厳しい戦いに なりますが 本当に 進んでも よろしいですか?」と確認されますが、このページでの解説は、これを選択して、サポート仲間3人を連れた4人パーティで攻略しています。強いサポート仲間がいれば、2024年現在は「とても厳しい戦い」とはなりません。
上記手順「2」で「闇の溢る世界」に入って、すぐのところにある石碑を調べると、次のように確認されます。「はい」と答えると「帝王の玉座 入口」までワープします。
かつては「パーティ内に帝王の玉座へ行ったことのある人がいる」ことが条件だったようですが、この記事のために検証したところ、「初挑戦キャラ+サポート仲間3人」の構成でもワープできました。
特殊ダンジョン「闇の溢る世界」の攻略
「闇の溢る世界」は、60分以内に攻略する必要があるダンジョンです。
上でも書いた通り、最初のフロアの石碑を調べることで、「帝王の玉座 入口」までワープすることができます。単純に「災厄の王を倒したい」だけであれば、簡単に攻略することができます。
ワープしない場合、各フロアにいるモンスターを全て倒す、あるいは「みのがす」必要があります。
ここにしかいないモンスター「災厄の尖兵」「ゴールデンゴーレム」をモンスター図鑑に載せたい場合は、この長いダンジョンを進んでいく必要がありますが、ここは4人ずつ二手に分かれて進むことを前提に作られているため、あまりのんびり進んでいると、時間切れで退出させられてしまうことになります。
地下2階
合計の戦闘回数は9回で、出現モンスターは「グール」「しりょうのきし」「ブラッドハンド」「ボーンプリズナー」「どくどくゾンビ」「ボーンナイト」でした。すべてのモンスターを倒して、地下3階へ向かう扉に触れるまでの時間は約10分でした。
地下3階
合計の戦闘回数は18回で、出現モンスターは「スターキメラ」「ヒートギズモ」「ひくいどり」「フレイムドック」「テラノライナー」「キラートーチ」「ゴーゴンヘッド」「ジャミラス」「ベビーサラマンダ」「かえんムカデ」でした。すべてのモンスターを倒して、地下4階へ向かう扉に触れるまでの時間は約13分でした。
地下4階
合計の戦闘回数は2回で、出現モンスターは「災厄の尖兵」のみでした。すべてのモンスターを倒して、地下5階へ向かう扉に触れるまでの時間は約2分でした。
地下5階
合計の戦闘回数は10回で、出現モンスターは「てっこうまじん」「シルバーマント」「ましょうぐも」「かげのきし」「ダークナイト」「ワイトキング」「バルバロッサ」「ゴールデンゴーレム」でした。すべてのモンスターを倒して、地下6階へ向かう扉に触れるまでの時間は約8分でした。
地下6階
合計の戦闘回数は13回で、出現モンスターは「ホラービースト」「まおうのつかい」「デビルアーマー」「サタンメイル」「バルバロッサ」「じごくのつかい」「アモデウス」「キングリザード」でした。すべてのモンスターを倒して、「帝王の玉座 入口」へ向かう扉に触れるまでの時間は約10分でした。
戦闘の攻略
災厄の王と戦うことになります。使用特技が非常に多岐にわたり、残りHPによって行動パターンが変化します。状態異常攻撃の対策ができていて、なおかつ高火力を出せるサポート仲間(Lv120以上のバトマス、魔剣士など)がいれば、2024年現在、4人パーティでもさほど苦戦しません。
バトルに自信がない場合、自キャラはスティック装備の天地雷鳴士がおすすめです。あるいは僧侶で回復や蘇生に専念して、攻撃はサポート仲間に任せる方法もあります。耐性に不安があれば「キラキラポーン」をかけておくと安心ですが、「いてつくはどう」で解除される点は要注意です。
受けるダメージ量は、レベルが高く、適切な防具を身に着けているサポート仲間であれば、かなり抑えることができます。主人公のレベルが低めの場合、一撃で致死レベルのダメージを受けるものも多いので、攻撃役のサポート仲間にも、蘇生や回復ができる職業(旅芸人、レンジャーなど)を入れた方がいいでしょう。範囲攻撃など、回避できるものは、できるだけ離れるようにしましょう。
あった方が良い耐性は、行動不能になってしまうリスクが高い「マヒ」「混乱」「転び」「おびえ」「呪い」と、前衛のみ「幻惑」ですが、すべて揃えるのは難しいので、「キラキラポーン」をかけて防いだり、僧侶の「シャインステッキ」、どうぐ使いの「プラズマリムーバー」で解除していきましょう。
最初から使用する特技、じゅもん
- 魔旋斬
前方範囲に大ダメージ、HP50%以下になるまで使用 - ドルマドン
闇属性の単体ダメージ、HP50%以下になると怒り時のみ使用し、必ず暴走
HP80%以下で使用する特技、じゅもん
- いてつくはどう
こちらにかかった良い効果(バフ)をすべて解除する - はげしいおたけび
ダメージ+おびえ状態にする - ためる
テンションを上げる
HP50%以下で使用する特技、じゅもん
- インドラの矢
狙われた人の周囲に雷属性の大ダメージ - ジゴスパーク
災厄の王の周囲に雷属性の大ダメージ+マヒの状態異常効果 - メラゾストーム
炎属性のランダムダメージ×4、怒り時は使用しない - 武器をふりおろす
正面に範囲ダメージ+ふきとばし+強制転倒 - 魔蝕
広範囲にダメージ+最大HP減少の呪い、幻惑、混乱の状態異常効果
クエスト動画
クエスト解説
ドラクエ10で初めて実装された、最大8人パーティによる同盟バトルを含むクエストが、今回の「闇に眠りし王」です。Ver.1.4.3で、前回の「聖竜の神話」と同時に、2013年 7月 4日に追加配信されました。
今回戦うことになる「災厄の王」は、実装当時は史上最強のモンスターだったはずですが、時間の流れは残酷で、今では4人パーティ(しかもサポート仲間入り)でも、2分足らずで倒せてしまいます。当時の雰囲気を味わいたいなら、当時の上限Lv70のメンバーを8人集めて、耐性装備も使わず、あえて職業クエストもやらずに挑めば、少しは近い状況で楽しめるかもしれませんw
さて、災厄の王はそんな感じなのですが、今回このクエストを久しぶりに、途中を飛ばさずフルでやってみて、「なんじゃこりゃー!!」と叫びたくなるような長いダンジョンに驚かされましたw
4人パーティ2組が、左右に分かれて敵を倒して、最後に合流して次のフロアへ……という構造なのはわかるのですが、ドルボードにも乗れませんし、敵をスルーして進むこともできませんから、かなり時間がかかるのです。各フロアに10分以上かかったりして、しかも制限時間60分なので、これは間に合うのかな?と途中で不安になり、僧侶でしたが棍に持ち替えたりもしましたw
災厄の王とは戦いたいけど、道中が長すぎる!という不満が多かったのか、Ver.2.1後期から途中をサクッと飛ばせるようになりました。攻略の参考にさせて頂いたDQ10大辞典には「ストーリーリーダーが帝王の玉座に訪問済みの場合」と書かれていたので、動画収録後に体験版キャラで再度行き、石碑を調べてみたところ、帝王の玉座に行ったことのないキャラのみでもワープできました。それがVer.2.1後期からなのか、途中から変わったのかは、今となってはわかりませんが、少なくとも2024年3月現在はそうなっているようです。
パーティ同盟で戦うコンテンツは、この後も「夢現篇」「破界篇」などのクエストシリーズ、「邪神の宮殿」や「アストルティア防衛軍」、Ver.6では12人パーティの「源世庫パニガルム」など、様々なものが実装されてきましたが、こんなに時間のかかるダンジョンは「神話篇」だけですww
こういう、やたら時間のかかるコンテンツとして「神話篇」が作られた背景には、2012~13年より前の「オンラインゲーム」のイメージみたいなものが垣間見えます。昔のオンラインゲームは「時間がかかって当たり前」みたいなところがあったようです。移動にもレベル上げにも攻略にも、相当な時間を費やすのが当たり前で、それがオンラインゲームなのだと、開発者側は考えていたフシがあります。
Ver.1.3のみで配信終了となった予兆クエスト「揺らぎはじめる世界」は、わたしは未経験ですが、DQ10大辞典に「5、6時間は覚悟しよう」なんて書かれているので、推して知るべしですw
Ver.2で「りっきー」こと齋藤力さんがディレクターに就任してからは、色々な部分に緩和が行われていき、異常に時間のかかるコンテンツは簡素化されたりしていきました。「神話篇」の道中をまるごと飛ばせる機能なんて、作った人からすれば「せっかく作ったのに!」という気持ちかもしれませんが、それが苦痛すぎて遊ばれなくなるくらいなら……みたいな考えも、りっきー政権当時の運営さんにはあったような気がします。
かつて「達人のオーブ」関連で「ちいさなメダル」が求められていた頃は、今回の「闇に眠りし王」もよくリプレイされていました。現在は「ちいさなメダル」で交換できるアイテムの価値も暴落の一途なので、報酬が「ちいさなメダル10枚」(リプレイ5枚)というこのクエスト自体、やる意味が薄れてしまっていますが、今後いい交換アイテムが実装されれば、また落陽の草原が賑わう日も来る……かもしれません。
さて、この「神話篇」は、ついに「災厄の王」を倒したので、これにて一件落着!……かと思いきや、ロディアさんが気になることを言い出します。
今回倒した「災厄の王」がいた「帝王の玉座」には、どうやら「何らかの幻術」が掛けられていた。そして、その玉座の主を倒したにもかかわらず、漂う邪気は消えてはいない……
そう、戦いはまだ終わっていなかったのです。
今回のクエスト「闇に眠りし王」のクリアは、「神話篇」のクエスト「偽りの星詠み」の受注条件となります。
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