この「ドラクエ10 クエストガイド」は、そのクエストの概要(初回報酬など)、クリアまでの手順と動画、解説(感想、考察など)で構成しています。攻略手順では具体的なストーリー内容に触れてはいませんが、動画や解説をご覧になる際は、そのクエストおよび関連するメインストーリーなどのネタバレにご注意ください。
ドラクエ10 クエストガイド を初めてご覧になる方は、記載方法などの概要について「ドラクエ10 クエストガイド…のガイド」をご確認ください。
クエスト概要
※報酬などの内容は、動画収録時点のものです。
※リプレイ報酬、特訓ポイント報酬については説明を省略しています。
受注/クリア条件 | Ver.7.1メインストーリーをクリア済み (「続・ウォルドの聖簾のおはなし」) クエストNo.781「バシルーラの起源」クリア済み |
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シリーズ名 | バシルーラ屋は店終い!? |
依頼NPC | ドルワーム王国 G4「バシっ娘シンリィ」さん |
所要時間 | 20分程度 |
初回報酬 | バシッルーラストーンで 行ける場所が増える 経験値: 90400 / 名声値: 80 |
クエスト実装日 | 2024年 10月 23日 (Ver.7.2) |
クエスト手順
このクエストを受けるには、複数の受注条件があります。
- Ver.7.1メインストーリー「続・ウォルドの聖簾のおはなし」クリア済み
- クエストNo.781「バシルーラの起源」クリア済み
※主要キャラはすでにクリア済みだったため、実際に検証はできていませんが、このクエストの受注条件として、クエストNo.788「ごはんいこーよ!」のクリアも必要という話もあります。
ドルワーム王国 G4 で「バシっ娘シンリィ」さんより受注
- 烈火の渓谷 などで「ダーティードール」を倒して「虚空の針金」を入手
- ドルワーム王国 G4 で「バシっ娘シンリィ」さんに「虚空の針金」を渡す
- メギストリスの都 C7 で「バシっ娘ランリィ」さんと話す
- メギストリス領 A3 から プペラトンネル に入り、その B5 にある プペラホール の扉を調べて「はい」を選ぶ
- プペラホール D6 で「ラルゥ」さんと話す
- ドルワーム水晶宮 1階 D4 にある神カラクリで「ラルゥの研究室」へ行き、F4 にいる「大長老バルシラ」さんと話す
- 再度「ラルゥの研究室」に入るとボス戦
- ボス戦後のカットシーン(ムービー)、その途中でクリア
受注時に「マティルの村」へ、上記手順「1」で「メギストリスの都」へ、それぞれ無料で移動させてくれます。
討伐対象の「ダーティードール」は、「烈火の渓谷」の「マティルの村」周辺、「天ツ風の原」、「魔幻宮殿」、「真のピラミッド」、エテーネルキューブで行ける「オルセコ王国領」に出現します。どこで倒してもクエストは進行します。
戦闘の攻略
ダーティードールと戦うことになります。「ためる」でテンションを上げるほか、「アサシンアタック」で即死させてきたり、「メダパニーマ」でこちらを混乱状態にしてきますが、これらが決まってしまうことによる事故の可能性はあるものの、Ver.7.1メインストーリーをクリアできる冒険者であれば楽勝でしょう。
「虚空の針金」を落とすとメッセージが表示され、「だいじなもの」に追加されます。動画を撮影した際は、1回目の戦闘(1~2匹目)で入手できました。
クエスト動画
クエスト解説
前回のクエストで「バシッルーラストーン」の移動先をレンダーシアまで拡張しましたが、今回のクエストをクリアすると、ナドラガンドまで拡張できるようになります。そのためには「交呪の魔針N」というものを使う必要があるとのことです。やはり「R」や「N」はその大陸の頭文字でしたねw
今回はその魔針自体ではなく、もうひとつ必要だという素材「虚空の針金」の調達をバシっ娘シンリィさんから頼まれます。ダーティードールから入手してシンリィさんに届けると、交呪の魔針Nが完成したら、シンリィさんがナドラガンドに配属されることになっていると聞かされます。あまり気は進まないようですが、仕方ないと割り切ってもいるようです。彼女はラルゥさんに虚空の針金を届けに行くものの、飛び先がズレる原因を探るためにメギストリスの都へ行ったまま帰ってきていないと言うので、主人公が様子を見に行くことに。
メギストリスの都でバシっ娘ランリィさんに話を聞くと、ラルゥさんがランリィさんの杖を調べにきたとき、大長老バルシラさんも偶然ここへ来たのだそうです。
ラルゥさんは、ランリィさんとバルシラさんのやり取りを熱心に観察した後、もう一度ランリィさんの杖を念入りに調べると、バルシラさんの後を追って、プペラトンネルへ行ったのだといいます。そのとき、ラルゥさんの様子がおかしかったというので、主人公もプペラトンネルへ向かうことになります。
プペラトンネルにあるプペラホールへ向かうと、扉が開かないように細工され、その中からは「誰か いらっしゃいませんか!? ここから 出してください!」と声が聞こえます。細工を壊して中に入ると、そこにラルゥさんがいました。ラルゥさんによると、ランリィさんの杖を調べたときは異常がなかったものの、バルシラさんがその杖を磨いた後に再度調べると、杖の魔力に歪みが生じていたというのです。
その後、バルシラさんの後をつけていたラルゥさんは、プペラホールに誘い込まれた上に、研究室のカギを奪われ、そのまま閉じ込められてしまったというのです。バルシラさんはバシッルーラストーンの開発に協力的に見えましたが、その裏ではそれを妨害する行動を取っていたわけです。
ドルワーム王国へ戻り、ラルゥさんの研究室へ向かうと、そこにはシンリィさんとバルシラさんがいました。バルシラさんと話すと「石の飛び先がズレるよう 二度も わしの手で 杖に 細工を 施してやった」とあっさり白状します。シンリィさんが「あたしに 石の開発に協力するよう 命じておきながら どうして こんなこと……!」と真意を質すと、「すべてはバシルーラ屋を 存続させるためじゃ。」と答えます。
バルシラさんは、バシッルーラストーンの開発を断ったところで、世界宿屋協会が独自に開発することを想定していて、表向きは協力するフリをしながら、内側から妨害して断念させようと企んでいたのでした。
このバシルーラ屋の一族は、かつてわずかな呪文しか使えず、貧しい生活を送っていたそうです。バルシラさんは、一族を救う方法を考えて、ある魔物、おそらく前回の記事で触れたようにプチバラモスから魔力を奪ったのですが、その代償として呪いを受けることになります。バルシラさんは呪われた魔物の姿、呪魔バルシラとして、襲い掛かってくるのでした。
前回のクエストをクリアすると、天井に頭をぶつけることがなくなりましたが、この呪魔バルシラが使うバシルーラを受けると、思いっ切り頭をぶつけて大ダメージを受けることになります。天井に頭をぶつけて落下してくる、ドラクエ10伝統の姿を見ることがなくなったので、それを最後にたっぷり見せようと運営さんが企図したのか、この呪魔バルシラはかなり頻繁にバシルーラを使ってくるのでしたw
呪魔バルシラを倒すと、大長老バルシラさんの姿に戻り、「古きものは 所詮……消えゆく運命。時代の流れには 逆らえんということか……。」と観念します。ラルゥさんが交呪の魔針Nを完成させると、バルシラさんは「バンリィたちを呼び戻し バシルーラ屋は 閉めるとしよう……。」とうなだれますが、そこに「その必要は ありません。」と現れたのは、世界宿屋協会ゼネラルマネージャー、ロクサーヌさんでした。
ロクサーヌさんは、これまでバシルーラ屋に送り出してもらった人々を連れてきたのでした。
バシルーラ屋への感謝を示す人々の姿を見て、バルシラさんは「わしが 一番 バシルーラ屋の大切さを わかっておらんかったのじゃな……。」とつぶやき、ナドラガンドへは自分が行くので、シンリィさんにはドルワーム王国でバシルーラ屋をやるようにと告げるのでした。
便利なバシッルーラストーンがあっても、バシルーラ屋に送り出してほしい人はいる……と、きれいにまとまっているのですけども、実際にはバシッルーラストーンを持っていて、あえてバシルーラ屋を使う人など、ほぼいないとは思いますけどねw
とはいえ、これこそオンラインゲームならではの話で、冒険者はバシッルーラストーンを手に入れるまでストーリーを進めている人ばかりではありません。特にわたしのようにサブキャラが多いと、18キャラ中、バシッルーラストーンを持っているのはふたりだけというケースもあります。だから、このクエストをクリアした冒険者は使わなくなっても、これからもバシルーラ屋を使う人はいる、ということに間違いはないのでした。
このクエストは、特定のストーリーの開始条件などではありませんので、必ずしもクリアする必要はありませんが、ナドラガンド各地へ行くことは今後もあり得るため、クリアしておくと便利です。
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