ねじれたる愛の物語 ~ヴェリナード建国前夜~

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Astoltia Side (DQ10)アストルティア考察
 
今回の記事には、ドラクエ10 Ver.6.1のメインストーリー「暴かれし相貌」と、クエストNo.706「宝の価値」の重大なネタバレを含みます。また、Ver.6.2のストーリーを開始後に読むことのできる本棚の書物についても、その内容に触れている箇所があります。
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ヴェリナード建国前のウェナ諸島

現在のウェナ諸島全域は、ヴェリナードという王国が統治していますが、約600年前まで、この諸島にはコルレーン王国ジュレド王国という国があり、互いに数百年もの間、対立していました。それぞれの国名から推定すると、コルレーン王国は現在のレーンの村~コルット地方付近(諸島の南東にある島)に、ジュレド王国は現在のジュレー島(諸島の中央にある島)に、それぞれ存在したものと考えられます。

600年前のウェナ諸島(推定図)

600年前のウェナ諸島(推定図)

「暴かれし相貌」のストーリー中、「歌姫の絶望」の世界で描かれる時期からさらに10年程前、ジュレド王国側が一方的に休戦協定を破ってコルレーン王国に攻め入り、当時の国王を殺害しています。

同じVer.6.1のストーリーでは、閃光王カブが、約3000年前に「ドワーフ同士の殺し合い」が起きたことにひどく落胆していましたが、このように「ウェディ同士の殺し合い」も、少なくとも約610年前までは起きていたということです。わたしたちの時間軸から最も近い歴史では「オーガ同士の戦争」が「起きそうになった」ことがありましたが、それはわたしたち主人公の活躍で阻止されていますね。

そしてその後、その殺された国王の娘であるリナーシェが、コルレーン王国の女王に即位。彼女の育みの歌により、コルレーン王国を実りある豊かな土地へと変貌させ、その噂をジュレド王国にも自ら間者を使って喧伝しています。そもそも戦争の原因は、乏しい資源の奪い合いです。水に加護を与えることで、ウェナ諸島全体の土地を豊かにすることができれば、戦争する理由がなくなります。

戦争が続く歴史に終止符を打つことがリナーシェの願い

戦争が続く歴史に終止符を打つことがリナーシェの願い

リナーシェには年の離れた妹・アリアがいます。リナーシェと同じように育みの歌を唄うことはできますが、リナーシェほど強力なチカラはもちません。とはいえ、アリアも弱いながらも同様のチカラをもつことから、リナーシェ個人の能力というより、彼女たちの一族がもつ特異な能力だといえるでしょう。リナーシェは、その歌のもつチカラが、一族の中でもずば抜けて優れていたのだと考えられます。

アリアの歌にも水に加護を与えるチカラがあります

アリアの歌にも水に加護を与えるチカラがあります

そのような状況の中、ジュレド王国の国王ヴィゴレーから、女王リナーシェとの結婚、および王国の統一を打診されます。前述の経緯から、コルレーン王国にはジュレド王国へ悪感情を抱く者も多いのですが、リナーシェは「完全なる政略結婚」であることを自認しつつも、それにより両国間の争いがなくなるのであればと、この申し出を受諾するのです。コルレーン王国の民を、そしてアリアを守り抜きたいという強い意志が、この結婚を決意させたのでしょう。

姉の結婚を快くは思っていないアリア

姉の結婚を快くは思っていないアリア

かくして、白亜の王城、すなわち現在のヴェリナード城が建立され、ジュレド王国とコルレーン王国による統一国家として、現在まで続くヴェリナード王国が成立することが決まります。現女王ディオーレも「恵みの歌」により、ウェナ諸島に恵みの加護を与えていますが、そうした「歌のチカラ」は、リナーシェ、アリアの血筋が、代々受け継いできたものであるといえます。

   
Astoltia Side (DQ10)アストルティア考察

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