「異界アスタルジア」を始めました

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DQ10アストルティア雑記
「異界アスタルジア」を始めました

「異界アスタルジア」を始めました

Ver.7「未来への扉とまどろみの少女」が発売されて3ヶ月が経過しましたが、わたし(ルナクル)は先日ようやく購入しまして、遅ればせながらVer.7.0のメインストーリーをクリアしたところです。

補足しておきますと、うちの筆頭メインキャラあかり姉は発売日に導入、クリアしています。先に「クエストガイド」の記事を進めたかったこともあり、ルナクル側では導入を遅らせていましたが、どうぐかばんそうびぶくろを拡張できない状況が辛すぎて、予定より前倒ししましたw
そうこうしているうち、Ver.7.1のアップデートも7月10日に決定し、超DQXTVで詳細が発表されました。それについても書きたいことはありますが、そちらは別記事で近日中に書くとして、今回の記事では、5月19日に実装されたソロ専用コンテンツ異界アスタルジア」について、簡単な解説と所感を書いておきます。
今回の記事は、Ver.6のメインストーリー「天に煌めく星のごとくのおはなし」をクリアしていることが前提のコンテンツ「異界アスタルジア」に関する内容です。登場キャラクターを紹介する上で、メインストーリーに関するネタバレを含む部分もありますので、ご注意ください。
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異界アスタルジアとは?

概要は「冒険者の広場」に掲載されている導入マンガなどをご覧ください。

Ver.7で追加されたマップに「バカン山道」という場所があります。そこにいるドワーフのアデフィさんと話すと、近くにある「空間の裂け目」から「異界前線基地」へ行くことができ、そこには主人公の兄弟姉妹がいて、この「異界アスタルジア」について教えてくれます。

「アスタルジア」と名付けたのは兄弟姉妹でしたw

「アスタルジア」と名付けたのは兄弟姉妹でしたw

わたしの弟イシュトレラの説明によると、この世界は「一見 アストルティアに 似た世界だけど 全く異なる法則で 成り立っているんだ。」とのことです。とても不安定な世界なので、最初にもらえる「アスタルジアの護符」を持っていないと、長く留まれないのだそうです。

この世界でモンスターを倒すと「アスタルジアの欠片」というものを落とします。これには「創生のチカラ」が内包されているそうで、先程ご紹介したアスタルジアの護符を受け取る際に、こちらも300個もらえます。100個使うと、味方となるキャラクターをひとり「顕現」できます。これについては次節にてご説明しますが、もらった欠片で最初に3人の仲間を顕現すると、4人で探索することができるようになります。

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顕現される仲間たち

アスタルジアの欠片」に内包されている「創生のチカラ」には、「これまで生きてきた人たちの 存在の軌跡」が蓄積されているそうです。そこに主人公の持つ「創生のチカラ」を干渉させることで、主人公にゆかりのある人を「顕現」させる、という方法で、これまでストーリーに登場したキャラクターを、異界アスタルジアを冒険する際の仲間にすることができる、という仕組みになっています。

この「顕現」というのがポイントで、連れて行く仲間は「厳密には 本人じゃないから 異界アスタルジアでしか 行動できないし ここでの記憶も 残らないよ。」と、弟は説明してくれました。

つまり……コピーロボットみたいなものですねw

コピーロボット=藤子・F・不二雄先生による漫画作品「パーマン」に登場するアイテム。平凡な小学生の少年ミツ夫くんが、ある日、宇宙人の「バードマン」(1966年~連載の旧原作では「スーパーマン」)から「パーマンセット」を受け取り、地球でスーパーヒーローとして悪者をやっつけるために活躍することに。彼がパーマンとして活動中、代わりに学校へ行ったり、お手伝いをしたりしてくれるのが、鼻にあるスイッチを押すことで、姿や性格をまるごとコピーできる「コピーロボット」。あくまでコピーなので、コピーロボットの行動については、コピーされた本人は全くわからない。(おでこをくっつけることで、コピーロボットの記憶を本人に移すことは可能)

たとえば、ヒューザさんで例を挙げてみますと、この世界に顕現したヒューザさんとどれだけ親密になろうと、本物のヒューザさんにとっては一切あずかり知らぬところ、ということになります。だけど顕現したヒューザさんは、「本人の記憶」を持った状態で現れるので、顕現したヒューザさんに「好きな食べ物」を聞けば、本人の好みを教えてくれる、というわけです。

冷静に考えてみれば、そのキャラ本人の知らないところでコピー的存在を勝手に連れ回すばかりか、一緒に戦ったりプレゼントをあげたり、プライベートなことを質問したりして親密になっていくというのは、そのキャラ本人から見るなら、ずいぶん気持ちの悪い話だとは思いますw

ちょっと身もフタもないというか、思い切ってメタなことを言ってしまうと、この顕現というシステムは、わたしは単なるファンサービスだと思っています。たとえばヒューザさんを好きな方が、自分だけのヒューザさんと親密になれて、しかも島﨑信長さんの声で話してくれると、そういうことではないでしょうか。

ドラクエ10には、ドラクエシリーズ過去作のボスやキャラクターが登場したり、期間限定コラボでは他のゲームのキャラクターがやってくることもあります。彼らが本物かどうかとか、一体どういう方法でやってくるのかなど、一部ではもっともらしい説明が用意されているものもありますが(コインボスなど)、すべての事象でそれを考え出したらキリがありませんので、そこはゲームだと割り切っておきましょうw

ヒューザさん、エステラさん、ユシュカさん

ヒューザさん、エステラさん、ユシュカさん

イルーシャさん、アスバルさん、ヴァレリアさん

イルーシャさん、アスバルさん、ヴァレリアさん

シンイさん

シンイさん

Ver.7.0現在、この7人しか顕現できませんが、Ver.7.1でラダ・ガートさんハクオウさんを顕現できるようになることが、すでに発表されています。今後もアップデートで順次増えていくようです。

先程ご紹介したアスタルジアの欠片は、仲間の顕現だけではなく、兄弟姉妹に20個渡すと、顕現した仲間に贈るプレゼントと交換することができます。Ver.7.0の時点では、毎週7種類のプレゼントを1個ずつ交換でき、キャラクターによって「」付きで大喜びしてもらえるプレゼントが異なります。喜んでもらえるプレゼントを渡すと親密度が30上がり、それ以外を渡すと親密度が15上がるようになっています。

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「こころ」の効果と強化

この異界アスタルジアは週課コンテンツとなっていて、最深部のボスを倒すと、毎週「こころの結晶」を50個受け取ることができるようになっています。

実装当初、ボスを複数回倒した人の一部が、50個追加で入手出来てしまった不具合があり、実装初週にプレイしてボスを複数回倒した人にのみ、不公平とならないよう、50個が後日追加で送られてくる形で対応されました。そのため、2024年6月27日現在では、最も多い人で合計350個もらっていることになります。

こころの結晶を顕現したNPCに10個渡すと「◯◯◯(キャラクター名)のこころ」というアクセサリーをもらえます。これを装備しておくと、そのキャラクターの「こころ」ごとに異なるステータスアップの効果がつくほか、戦闘中に1回だけ、装備している「こころ」のキャラクターを「召喚」できます。(「深淵の咎人たち」など、召喚できないコンテンツも一部あります)

各キャラの召喚にはチャージタイムがある上に、1回の戦闘で1回のみという制限はあるものの、ヒューザさんなら「百戦錬磨斬り」、ユシュカさんなら「紅蓮連撃」といった強力な特技をボイス付きで使ってくれます。源世庫パニガルムアストルティア防衛軍などでは、多くの人が一斉に召喚するため、あちこちから「くらえ!紅蓮連撃!」とユシュカさんが技名を叫びながら攻撃するなど、若干うるさい状況が起きていますw

対象のキャラクターから「のこころ」を受け取る際に、こころの結晶10個を渡す必要があるほか、親密度が200になってから結晶を20個渡すとLv2親密度300で30個渡すとLv3親密度400で40個渡すとLv4と、Ver.7.0現在では最高Lv4まで上げることができるようになっています。Lv4にするには、1キャラにつき結晶が100個必要になるので、実装初日からプレイしていたとしても、Ver.7.1公開までに7キャラの「こころ」をLv4にすることは不可能です。(7月9日までに得られる結晶は最大でも450個のため)

アスタルジアの探索で、ボスや脇道の中ボスを倒すと、一緒に戦った仲間の親密度が上がります。キャンプでも話しかけた相手の親密度が上がります。探索に回数制限はないため、時間がある人は全キャラクターの親密度を400まで上げておくと後で楽かもしれませんが、毎週、こころの結晶をもらえる個数には制限がありますから、それほど急がなくてもいいでしょう。

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プレイしてみての感想

よかった点

探索を周回していると、顕現した仲間のレベル上げに加えて、主人公自身にとってもレベル上げになります。

ここでいうレベル上げとは、効率がいいという意味ではなく、超元気玉を使えば顕現した仲間のレベル上げもスムーズに進むので、そのついでのような感覚で、主人公のレベル上げもやろうと思えばできるという程度の意味です。1玉何百万みたいな経験値はありませんが、各ボスの経験値は元気玉を使用して10万ずつありますし、装備の使い込み度を上げたい場合にも便利です。

そういう意味では、アンルシアさんや仲間モンスターと一緒に自分のレベル上げもできる「王家の迷宮」や「心層の迷宮」に近いですね

また、これまでに出会ったキャラクターそれぞれに、ストーリーとは直接関係のない質問に答えてもらえるのも、キャラクターの掘り下げという意味では面白い試みではないでしょうか。声優さんの声も聞くことができるので、たとえばファラザードのカレーについて熱く語るユシュカさんには笑いましたw

気になった点

あくまで個人的な感想ですが、わりと早い段階で飽きますw

このあたりは好みにもよるものの、構造があまりにもワンパターンすぎる気がします。第1層から、レベルや親密度を上げたいのであれば深部の脇道へ行き中ボス、第2層へ進み、また脇道で中ボス、第3層に進んだ後、キャンプ、そしてボス戦という流れになっていて、各層に出現するモンスターこそランダムではあるものの、中ボスやボスは全く同じなので、もう少しバリエーションがあっても良いように思いました。

一応、各層に現れる裂け目から、強い中ボスと戦いに行くことはできますので、強敵と戦うのが好きであれば、こちらにも立ち寄っておくと親密度稼ぎにもなります。ただ(バトル勢ではないわたしから見れば)強すぎるので、あまり周回したいという気持ちにはなりませんでしたw

裂け目から強敵に挑めます

裂け目から強敵に挑めます

顕現した仲間にプレゼントを渡したときの反応も、もう少しバリエーションがあっても良かったのではないでしょうか。大喜びか、そうでないか、2パターンしかないのは…w まあ収録が大変なんでしょうけど、何もすべてのセリフをボイス付きにしなくても、最初の「まあ!」とか短いフレーズのみボイス付きで、あとはテキストでも良かったように思います。繰り返しコンテンツで、こういうところに変化がないのも飽きに直結します。

そして、完全ソロコンテンツにしてしまったのも、ちょっと疑問です。

設定的に、ほかのキャラクターの兄弟姉妹がいると辻褄が合わないという理由かもしれませんが、あくまでパーティリーダーの世界で冒険するのだから、ソロでなければならない理由はないように思います。ここに来られるようになるまでメインストーリーを進めてきた冒険者なら、そんなことは百も承知でしょう。連れて行けるのも親密度が上がるのも、パーティリーダーが顕現した仲間のみとか、そういう制限は必要かもしれませんが、フレンド2人+顕現した仲間1人とか、様々な組み合わせで遊べても良かったのではないでしょうか。

ドラクエ10で実装されるコンテンツは、たとえばメインストーリーのラスボスを含めて、最近はソロ仕様のものが多いというより、多すぎるように感じています。わたし自身もソロ派なので、ソロで遊べること自体を否定するわけではありませんが、ソロでしか遊べないコンテンツを増やしすぎると、せっかくのオンラインゲームとしての幅を狭めてしまっているように感じるので、そこが最近の懸念事項です。

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おわりに

Ver.7発売前から存在が予告されていて、鳴り物入りでスタートした「異界アスタルジア」ですが、結構好みが分かれるというか、賛否両論なコンテンツになったようです。楽しんでおられる人もいるでしょうが、Xやブログなどをざっと見て回っても、つまらないと書かれている方もわりと見かけました。

このコンテンツが作られた意図としては、わたしの想像ですが、キャラクターボイスをたっぷり楽しんでもらおうという狙いが最初にあったのではないでしょうか。だから各キャラクターとの会話だけでなく、仲間の組み合わせに応じての会話などもあり、それぞれにかなりの数のセリフが用意されていて、その点は素直にすごいと思うものの、そこに力を入れすぎて肝心のコンテンツ内容が薄くなってしまった感もあります。

もっとも、まだ始まったばかりのコンテンツなので、今後も手を加えられていく可能性はあります。単純に顕現キャラクターの追加や、こころのレベル上限解放だけにとどまることなく、探索そのものも面白くなっていくといいなと思っています。

マイペースで探索していきましょう♪

マイペースで探索していきましょう♪

     
DQ10アストルティア雑記

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