この「ドラクエ10 クエストガイド」は、そのクエストの概要(初回報酬など)、クリアまでの手順と動画、解説(感想、考察など)で構成しています。攻略手順では具体的なストーリー内容に触れてはいませんが、動画や解説をご覧になる際は、そのクエストおよび関連するメインストーリーなどのネタバレにご注意ください。
ドラクエ10 クエストガイド を初めてご覧になる方は、記載方法などの概要について「ドラクエ10 クエストガイド…のガイド」をご確認ください。
クエスト概要
※報酬などの内容は、動画収録時点のものです。
※リプレイ報酬、特訓ポイント報酬については説明を省略しています。
受注/クリア条件 | Ver.2.0 メインストーリー 「グランゼドーラのおはなし」をクリア済み |
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依頼NPC | 偽アラハギーロ王国 1階 D5「グレタル」さん |
所要時間 | 10分程度 |
初回報酬 | カジノコインチケット金: 1 経験値: 35100 / 名声値: 85 |
クエスト実装日 | 2013年 12月 5日 (Ver.2.0) |
クエスト手順
偽アラハギーロ王国 1階 D5 で「グレタル」さんより受注
- 娯楽島ラッカラン G6 カジノ に入り、カジノフロア 2階 G5 にいる「サウディ」さんと話す
- 偽アラハギーロ王国 1階 D5 で「グレタル」さんと話す
- 偽アラハギーロ地方 C4 などにある井戸から地下洞へ行き「あやしいかげ」を倒して「招きの霊笛」を入手
- 偽アラハギーロ王国 1階 D5 で「グレタル」さんに「招きの霊笛」を渡すとクリア
「カジノ」に入ったら「センターホール」に入り、その真正面の奥にあるエレベーターに乗って2階へ行きましょう。エレベーターを降りた左前に「サウディ」さんがいます。
戦闘の攻略
あやしいかげと戦うことになります。このモンスター自体はそれほど強くないものの、「暗黒のきり」を使うと、こちらの攻撃力や攻撃じゅもんの威力を低下させつつ、幻惑状態にしてきます。特に前衛ばかりのパーティーで全員が幻惑状態になってしまうと、解除手段がなければダメージを与えづらくなる上に、「仲間を呼ぶ」こともありますので、倒すのに時間がかかります。幻惑耐性装備や「キラキラポーン」で防げるほか、僧侶や賢者の「マヌーハ」で解除できます。また、レンジャーの「まもりのきり」でも無効化できます。
「招きの霊笛」を落とすとメッセージが表示され、「だいじなもの」に追加されます。動画を撮影した際は、3回目の戦闘(4~5匹目)で入手できました。
クエスト動画
クエスト解説
偽アラハギーロ王国をベルムド王が統治していた頃は、魔物によるバトルショーが国民の娯楽になっていました。ベルムド王が倒されて、それがなくなってしまったことで国民は娯楽に飢えているので、「ストレス解消できるような 面白い遊び」を見つけてきてほしいと、グレタルさんから依頼されます。
現実世界においても、人や動物が流血するシーンを見て興奮する人々というのは昔からいました。古代ローマでは「剣闘士」が見世物としての殺し合いをしていましたし、それが7世紀に禁止されてからも、動物同士に殺し合いをさせる、あるいは人間が動物を殺す様子を見せる「ブラッド・スポーツ」と呼ばれるものが存在します。代表的なものとして闘牛が知られていますが、日本でも古くは犬追物などがありました。
現代ではその残虐性が批判されるようになり、世界的に数を見れば減少してはいますが、国民性、価値観、宗教観などが複雑に絡み合うため、完全になくすのは難しい問題でもあります。
もっとも、ベルムド王の場合は事情が特殊で、彼は魔物たちに愛情を注ぐ素晴らしいまもの使いだったのです。愛する魔物たちを、捨て駒として戦争に駆り出させた軍部に強く反発していたのですが、その後、偽りの世界に送り込まれたことで、兵士たちと魔物の立場が入れ替わったため、彼が見世物として魔物(つまり元は兵士たち)を殺すことは、そのことへの歪んだ復讐でもあったのです。
詳しくはメインストーリー「アラハギーロのおはなし」を振り返って頂くとして、アラハギーロ国民が娯楽に飢えている背景には、そういう事情があるのでした。
そしてバトルショーに代わる娯楽として、主人公がカジノにいるサウディさんから聞き出したのが、なんと「鬼ごっこ」でした。バトルショーに比べれば、実に平和的で大勢が楽しめてスポーツにもなる、素晴らしい娯楽であることに間違いはありません。ところが……
主人公が頼まれた「招きの霊笛」を取ってくると、グレタルさんはそれを使い仲間を集めて「盛大な鬼ごっこ大会」が開催されました。ぼっちだった彼にも仲間ができて、とても満足したようです。一般的に鬼ごっこは、小学生以下の子どもたちが楽しむ遊びとして知られているので、アラハギーロのいい大人たちが鬼ごっこに興じた姿を想像すると、なかなか楽しい光景に思えますw
令和の子どもたちは鬼ごっこなど遊んでいるのでしょうか。わたし自身は足が遅い子どもだったので、鬼としても全然捕まえられず、逃げる側になってもすぐ捕まるしで、全くいい思い出などありませんがww
なお、このクエストは、スタンプカード対象でも、特定のストーリーの開始条件などでもありませんので、必ずしもクリアする必要はありません。
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