Ver.4期間の思い出(後編)その1
今年は「アストルティア10周年」ですが、Ver.4がリリースされた2017年というのは、ちょうど半分の「アストルティア5周年」を迎えた時期でもありました。厳密にはVer.4期間ではありませんが、この年の8月2日に開催されたドワ子集会では、どわこ文字で5を描くという企画も行われました。
アストルティア5周年おめでとーん☆#DQ10 #ドワ子集会 pic.twitter.com/5VJUWNekJa
— あかり@どわこ☆たまにララ❖ (@dqx_akkarin) August 2, 2017
これは、あかり姉が企画し、当時どわこ界のおしゃれリーダー的な存在だったちゃしぶさんにご協力をお願いして、実現しました。写真を見ると、どわこちゃんみんながチェッカーハットをかぶっていますが、ちゃしぶさん、(今ではFF14の方でお世話になってる)マインちゃん、アラレさんの3人によるユニット「もぎどわ」が流行させたものです。このようにどわこトレンドにも歴史があります。
わたしたち一家のTwitterというのは、フォロワーさんはそこそこいらっしゃるものの、基本的には地味な存在です。いいねやリツイート数が何万になる状態を「バズる」と表現するなら、とてもそこに至るようなことはありませんが、いいね数200以上というのは相当なインパクトがありましたねw
はい、いつものように閑話は休題しまして←
この当時、ドラクエ10発表当時のプロデューサーの言葉から「10年続ける」=「10年しか続かない」と解釈する人も結構いましたから、そういう人たちにとって、5周年は折り返し点のように捉えられていたのかもしれません。Ver.3完結は、ストーリー全体としてキリのいい感じでもあり、ここまでは開発当初の構想にあったとして、Ver.4以降は新しく作られる物語、というように受け取った人もいたかもしれません。
「10年で終わる説」の方は全く信じていませんでしたが、後者については、少なくともわたしはそう思っていました。実際には、Ver.5のストーリーまでの基本構想は開発当初からあった(最終的なラスボスとして想定されていたのは異界滅神ジャゴヌバだった)ということが、しばらく後に明らかになっています。
ちょっと余談になりますが、あまり一般の方には知られていない、藤子・F・不二雄先生の隠れた名作に「T・Pぼん」という歴史SF作品があります。
作品名の「T・P」というのは「タイム・パトロール」の略で、この作品におけるその組織は、長い歴史の中で不幸にも命を失ってしまった「助かっても後世に影響の起きない無名な人物」を救出することが目的です(同名の組織が「ドラえもん」等にも登場しますが、役割が異なります)。冷静に考えればリスクに対してものすごく地味な活動内容で、死んだはずの人物が生き延びてしまうと、大なり小なり後世に影響の起きないはずがないのですが、そこはまあ、あまり深く考えないでくださいw
この作品の面白い点は、その救出予定の人物がいる時代へ行き、変装でその時代の人々に溶け込むなどして、不自然にならない救出方法を検討したりするのですが、その救出対象者は無名であっても、時代背景として歴史上の大事件や著名な人物に遭遇するところですね。最近「割れた」と話題になっていた那須の殺生石とか、作家アンブローズ・ビアス氏の失踪事件、ドラキュラのモデルとされるヴラド公(ヴラド・ツェペシュ)など、幼い頃この作品で知った事件や人物も非常に多いです。あ、一部作品には、世間一般から思われている「藤子作品」のイメージからは想像できないくらいグロ注意な描写もあるので、そういうのに弱い方はご注意ください。頭が吹っ飛びます←
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