この「ドラクエ10 クエストガイド」は、そのクエストの概要(初回報酬など)、クリアまでの手順と動画、解説(感想、考察など)で構成しています。攻略手順では具体的なストーリー内容に触れてはいませんが、動画や解説をご覧になる際は、そのクエストおよび関連するメインストーリーなどのネタバレにご注意ください。
ドラクエ10 クエストガイド を初めてご覧になる方は、記載方法などの概要について「ドラクエ10 クエストガイド…のガイド」をご確認ください。
クエスト概要
※報酬などの内容は、動画収録時点のものです。
※リプレイ報酬、特訓ポイント報酬については説明を省略しています。
受注/クリア条件 | No.287「辺境の考古学者」をクリア済み |
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シリーズ名 | 失われた時を探して |
依頼NPC | 真のリンジャの塔 4階 E3「ヒストリカ博士」 |
所要時間 | 10分程度 |
初回報酬 | けんじゃのせいすい: 3 経験値: 39200 / 名声値: 36 |
クエスト実装日 | 2014年 5月 15日 (Ver.2.1後期追加) |
クエスト手順
真のリンジャの塔 4階 E3 で「ヒストリカ博士」から受注して「赤の起動石」を受け取る
- 偽りのリンジャの塔 3階 H3 にある 赤い台座 で「赤の起動石」をかざす
- 再度、赤い台座 を調べて「はい」を選ぶとカットシーン(ムービー)、赤き炎業の塔 へ移動後、ボス戦、勝利後に「ぼろぼろの手記」を入手
- 真のリンジャの塔 4階 E3 で「ヒストリカ博士」に「ぼろぼろの手記」を渡すとカットシーン、その後クリア
「真のリンジャの塔」3階 B4 の扉から部屋に入り、C4 にある「勇気の石塔」でブレイブストーンを使うことで、「偽りのリンジャの塔」に移動できます。
「真のリンジャの塔」に戻ってから、同様に「赤い台座」を調べると「赤き炎業の塔」に行けるようになり、そこには黒宝箱(レッドオーブ1個)があります。
戦闘の攻略
炎業の妖星 と戦うことになります。
「メラガイアー」で単体に炎属性の大ダメージを与えてくるほか、「イオグランデ」で範囲内に光属性の大ダメージを与えてきます。また、「怒った顔」をすると、自身の攻撃力を2段階上昇させます。「おしつぶし」は範囲内に大ダメージを与えつつ、吹っ飛ばされることがあります。さらに「ビックリした顔」をすると、テンションが1~3段階上昇しますので、「怒った顔」や「ビックリした顔」で強化されている状態で、範囲攻撃をまとめて受けてしまうと非常に危険です。
強力なサポート仲間がいれば、バトルマスターの「天下無双」などで大ダメージを与えるなどして、押し切って短時間で倒すことも可能ですが、レベルが低めのメンバーであれば、賢者の「零の洗礼」や魔剣士の「いてつくはどう」などで、テンションアップや攻撃力アップの状態を解除したり、「魔結界」や「マジックバリア」で受ける攻撃じゅもんのダメージを軽減しながら戦うと安全です。
クエスト動画
クエスト解説
真のリンジャの塔の外伝クエスト「失われた時を探して」第2話です。
このクエストシリーズは、物語的にはこの後のメインストーリー(特にVer.4)に関わる、重要なキーワードが散りばめられていて、見逃せないものとなっていますが、クエスト手順そのものは非常に単調です。1話ごとに「五行の塔」に行き、ボスを倒して手記を持ち帰るだけです。
それでも、このクエストの依頼者であるヒストリカ博士の人気は高く、それはひとえにヒストリカ博士自身のキャラクターによるものです。今回のクエストを受注しようと話しかけると、いきなりコレですからw
話しかけると、「うお キミか……ととと…友達? 何のことだ! 私 友達とか興味ないし! 見たこともないし!」と、あからさまに狼狽するのですが、「興味ない」はともかく「見たこともない」ってw
このヒストリカ博士は、おそらく幼い頃から学者になるため、わき目もふらず勉強に励んできたのでしょう。性格的にいわゆる陰キャなのか、友達を作ろうともせず、そして作り方もわからず、そのまま大人になってしまったのだと思われます。隣にいるクロニコさんは、あくまで「助手」ですし…
いわゆる陰キャと書きましたが、もちろん例外はあるにせよ、ドラクエ10のプレイヤーさんにも「自称・陰キャ」な方が、わりと多いように感じています。わたし自身もそうです。定義にもよるでしょうが、多くの友達と遊びに出かけることが多いタイプを陽キャと表現するなら、わたしは間違いなく陰キャです。
もっともわたしは、陰キャの中でも極端なインドア派で、遊びに行くより家にいたいタイプですから、どちらかというと孤独が好きです。それでも、ドラクエ10のフレンドというバーチャルな距離感は性に合っているらしく、幸いにしてフレンドには恵まれています。まあ、わたし個人の話はもういいでしょう←
ヒストリカ博士の人気は、言動が面白いキャラであることはもちろん、多くのプレイヤーからの共感も根底にあるのではないかと、わたしは勝手にそう思っていたりします。
閑話休題、クエストの話に戻しましょうw
赤き炎業の塔に行くと、今回もモンスターに襲われます。炎業の妖星は前回と違い単体なので、サポート仲間が開幕早々、天下無双を連発し、13秒ほどであっけなく葬り去られましたw
今回の塔の名称「炎業」は「えんごう」と読むのでしょう。なんとなくドラクエ7に登場した「エンゴウ」を思い出してしまいます。ストーリー序盤に登場する村で「ほむら祭り」が開催されるのですが、火送りの儀のシーンが印象的でした。その村が今回の塔と関係があるのかといえば、おそらくありませんけれどもw
炎業の妖星は「ぼろぼろの手記」を落としていきます。例によってこれをヒストリカ博士に届けると、その手記の内容を読み始めるのでした。
市街のいたる所に しかばねが転がり
時々 亡霊のように うつろな人間とすれ違う。
海洋都市リンジャハルは まるで地獄だった。中央塔で対面した 召喚士リンジャーラの目は
ぬけがらのように生気がなく その姿に
我が主も ショックを隠しきれないようだった。しかし 主は 懸命に ご友人を励まされた。
この宝珠の持つ 強大なチカラで ともに
リンジャハルの民の命を 救おうと……。その言葉で リンジャーラの瞳に光が宿るのを
私は見た。その後 彼は 寝る間も惜しんで
宝珠のチカラを活かす方法を 探求したという。そのかいあって 数ヶ月後には 疫病は駆逐され
それどころか 海洋都市は 宝珠のチカラにより
かつてない速度で 発展をとげていった。その 急激とも言える勢いは
二度と あの地獄をくり返させないという
リンジャーラの強い決意を表しているようだった。
この手記を読んだヒストリカ博士は「ぐすっ…… リンジャーラ がんばったね…… 優しい友達がいて…… ひっく よかったね!」と突然泣き始め、クロニコさんに「……五千年前の史料で 泣かないでよ。」と冷静に突っ込まれています。なんか感情移入してしまったのでしょうw
今回の手記でも、リンジャーラ滅亡の原因まではわからなかったものの、原因が疫病ではないことだけは判明しました。真相の解明はこの後の調査に期待することになります。
今回のクエスト「緋色の横顔」のクリアは、真のリンジャの塔の外伝クエストシリーズ「失われた時を探して」第3話「夏風の面影」の受注条件となります。
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