No.355「時を紡ぐ声」

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DQ10クエストガイド外伝ストーリー真のリンジャの塔
No.355「時を紡ぐ声」

No.355「時を紡ぐ声」

この「ドラクエ10 クエストガイド」は、そのクエストの概要(初回報酬など)、クリアまでの手順動画解説(感想、考察など)で構成しています。攻略手順では具体的なストーリー内容に触れてはいませんが、動画や解説をご覧になる際は、そのクエストおよび関連するメインストーリーなどのネタバレにご注意ください。

ドラクエ10 クエストガイド を初めてご覧になる方は、記載方法などの概要について「ドラクエ10 クエストガイド…のガイド」をご確認ください。

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クエスト概要

※報酬などの内容は、動画収録時点のものです。
※リプレイ報酬、特訓ポイント報酬については説明を省略しています。

Ver.2 体験版OK
このクエストの受注には製品版 Ver.2 のプレイ権利が必要ですが、無料体験版でも受注/クリアが可能です
受注/クリア条件No.354「災禍の光」をクリア済み
シリーズ名失われた時を探して
依頼NPC真のリンジャの塔 4階 E3「ヒストリカ博士」
所要時間20分程度
初回報酬スキルブック: 1
経験値: 51000 / 名声値: 60
クエスト実装日2014年 12月 22日 (Ver.2.3後期追加)
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クエスト手順

真のリンジャの塔 4階 E3 で「ヒストリカ博士」から受注して「海岸遺跡のカギ」を受け取る

  1. 真のリンジャハル海岸 C3 の扉(西側)で「海岸遺跡のカギ」を使って中に入り、海岸遺跡 C4 にある勇気の石塔でブレイブストーンを使用すると、偽リンジャハル海岸 の 海岸遺跡に移動するので、その F3 にある勇気の石塔で 真のリンジャハル海岸 の 海岸遺跡 に再度移動、近くにある宝箱を調べて「召喚士の指輪」を入手
  2. 真のリンジャの塔 4階 E3 で「ヒストリカ博士」と話す
  3. 偽りのリンジャの塔 6階 D6 から 偽りの禁呪の祭壇 に入るとカットシーン(ムービー)、その後ボス戦
  4. ボス戦後のカットシーンの途中で「記憶の結晶」を入手
  5. 真のリンジャの塔 4階 E3 で「ヒストリカ博士」に「記憶の結晶」を渡すとカットシーン、その後クリア

上記手順「1」で調べる宝箱は、通常の宝箱とは形状が異なります。

この宝箱です

この宝箱です

 

上記「3」の手順で「真のリンジャの塔」4階 E5 の扉に触れて「はい」と答えると、クエストとは関係なく「試練の門」との戦闘になります。(初回訪問時のみ。Ver.2.1のメインストーリーなど、先にこの塔の最上階を訪れていれば、今回のクエスト中は戦闘になりません)

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戦闘の攻略

初めて「真のリンジャの塔」4階 E5 の扉に触れて「はい」と答えた場合に限り、「試練の門」との戦闘になります。すでに扉を開けたことがあれば戦闘にはなりません。今回の「試練の門」は、どデカニードルが登場します。

試練の門

試練の門

どデカニードルは、「ちからをためた」でテンションを上げたり、「アサシンアタック」で単体ダメージを与えつつ、まれに即死させてくることがあります。即死が成功してしまう確率は低いですが、即死ガードのついた装備や「聖女の守り」などを使っておくと安心です。

また、「チクチクしている」を使うと、受けるダメージを低減させつつ、受けたダメージの1/4程度を反射する状態となります。この状態になっていても、サポート仲間のバトルマスターなどは「天下無双」などの多段攻撃を連発してしまうことが多く、高威力であるほどダメージ反射で死んでしまうことがあります。「おたけび」でショックを与えると「チクチクしている」状態を解除できることがあります。

クエストボスの攻略はこちら
魔人リンジャーラ

魔人リンジャーラ

魔人リンジャーラ と戦うことになります。

マホトーン」でこちらのじゅもんを、「ふういんのはどう」でこちらの特技を封印してきます。僧侶が「シャインステッキ」などを使えば解除できますが、僧侶自身が封印されると苦戦することになるため、僧侶は封印ガードのついた装備を使用するか、「キラキラポーン」を自身にかけておくと安心です。

はげしいおたけび」で前方範囲にダメージを与えつつ吹っ飛ばしてきたり、「ウィングインパクト」でも範囲内にダメージを与えつつ吹っ飛ばしてきます。「怒りの突撃」は前方範囲に2倍程度のダメージを与えてきますが、これは敵の背後に回り込むなどすると回避できます。

また、敵のHPが減るごとに「宝珠」を使用し、これまでの第1~5話で戦ったボスが呼び出されます。「藍碧の宝珠」で樹縛の悪鬼、「紅蓮の宝珠」で炎業の妖星、「黄砂の宝珠」で砂塵の幻馬、「白銀の宝珠」で諸刃の鋼竜、「漆黒の宝珠」で濁流の邪殻が、それぞれその順番で呼び出されますが、彼らを無視して、魔人リンジャーラ のみを集中攻撃で倒してもクリアできます。

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クエスト動画

動画は後日掲載予定です
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クエスト解説

真のリンジャの塔の外伝クエスト失われた時を探して」第6話です。

ヒストリカ博士に会いに行くと、何か占いの本でも見ていたようです。

キュンキュン♥w

キュンキュン♥w

主人公との相性はともかく研究は順調なようで、真相の手がかりを探すお手伝いを頼まれることになります。引き受けると「踊る★ワラ人形」という謎アイテムをくれようとしますが、クロニコさんから「ふぅん…… 真面目に 論文書いてると 思ったら そんなもの 作ってたんだ?」と白い目で突っ込まれますw

リンジャハル海岸には謎の海岸遺跡があり、その扉にはカギがかかっています。そのカギをヒストリカ博士が入手したというので、主人公はカギを受け取り、博士が見つけた「あやしい宝箱」を確認しに行きます。

博士は宝箱を見つけたものの、床が崩れていて近づけなかったというのですが、その付近にはこれ見よがし勇気の聖塔がありました。それを使って偽りの世界へ行き、別の聖塔から真の世界へ戻ると、崩れた床の先に行けました。こんな芸当は、ブレイブストーンをもつ主人公にしかできないことです。

宝箱には「召喚士の指輪」がありました。これを持ち帰ってヒストリカ博士に渡すと、「えっ! ゆ…指輪!? わ わ 私は キミが そのつもりなら そういう関係になるのも やぶさかではないが いささか急すぎるというか 心の準備が……」と、ひとしきりボケてくれますが、「そ…そういえば この塔では昔 最上階の祭壇で 指輪を使った 儀式が行われていたそうだ……」と思い出すのでした。

禁呪の祭壇で「召喚士の指輪」を捧げると、召喚士リンジャーラの亡霊が姿を現します。どうも主人公を友人、すなわち手記を書いていたファラスさんの「」だと誤認した様子で、「お前は 本当に いい奴だから…… 私は 私自身の みにくい 妬みの感情を 抑え込まなくては ならなかった……。」と、優秀な友人に対する屈折した感情を吐露した後、邪法が暴走し、魔人リンジャーラに変身して襲い掛かってくるのでした。

魔人リンジャーラを倒すと、「邪法に手を染めても……ついに お前を 超えることは できなかったか……」と、彼の行動が友人への嫉妬心から来ていたことを改めて明かします。

若き優秀な召喚士も嫉妬心を抑えることができず…

若き優秀な召喚士も嫉妬心を抑えることができず…

主人公が魔人リンジャーラを倒したことで、リンジャーラさんは「これでもう 罪を重ねなくても よいのだな……。」と消滅しようとして、ふと主人公が「友人」ではないことに気が付きます。「ちがう……! 君は…… 君は誰だ!?」と一瞬狼狽しますが、すぐに主人公から何かを感じ取ったらしく、「あぁ……そうか…… 君は…………」と、何かに納得したように消えていくのでした。

リンジャーラさんは「記憶の結晶」を落としていきます。それをヒストリカ博士に渡したところ、「こんな ナゾ物体が 真相の手がかりとは…… 予想外の展開に ヒストリカ イズ パニック!」と、結晶を乱暴にいじり倒し、「バキッ」と不穏な音を立ててひび割れてしまいます。それが何かのスイッチとなったのか、記憶の結晶は光り出し、次のメッセージを再生し始めるのでした。

……中央塔の最上層で 見たものは
今までにないくらい 凶悪な魔人と融合して
怪物と化した リンジャーラだった。

これ以上 被害を出させないために
俺は アイツもろとも この時空の狭間に
転移するしかなかったんだ。

アイツは 俺やエテーネへの憎悪をさけびながら
襲いかかってきた。戦いは何日も続き
俺たちは 限界のさらに先まで 戦い抜いた。

思えばこれが 初めてのケンカだったな。
いつ倒されても おかしくない状況だったが
その間 ふしぎと俺は 楽しかったんだ……。

最後には アイツも どこか清々しい表情で
君と 全力で戦うことができて よかった……
そう言って 眠るように息を引き取った。

俺は もう 全てのチカラを使い果たして
ここから戻ることは できそうにないが……
アイツの魂を救えたのなら それで満足だ。

ただ ひとつだけ 心残りなのは……
お前の成長を 見守れないことだ。

だから せめて この想いを
結晶に込めて 送ろうと思う。

我が子 ○○○よ……
この世界を愛し 強く生きろ。
お前が よき友に 出会えることを願っている。

ファラスさんの「主」は、リンジャーラさんの暴走による被害を食い止めるため、自身もろとも時空の狭間に転移させていたのでした。そして最後の最後、「主」は自身の子どもの名前として、突然、主人公と同じ名前を出してきます。ヒストリカ博士は、これについて「いや 偶然だな。キミのご両親が 古風な名前を 好んでつけたのかも 知れないしな。」と解釈しています。

このクエストシリーズは今回で完結しますが、実はクエスト全体が Ver.4への伏線となっています。このクエストはストーリーを進めるうえで必須とはなっていませんし、Ver.4の発売はクエスト実装の約3年後ということで、このクエストの内容を知らなかった、あるいは忘れていた人も多かったのではないでしょうか。

Ver.4終盤までのネタバレを了承して表示
Ver.4の終盤までストーリーを進めた方であれば、このクエストシリーズに登場するファラスさんのことも、そしてその「」が、主人公の父親パドレさんであることも、よくご存じでしょう。

最後に主人公の名前が登場するのも、Ver.4への伏線でした

最後に主人公の名前が登場するのも、Ver.4への伏線でした

このクエストでは、パドレさんもファラスさんも、実際に登場する彼らとは姿がかなり異なっています。第5話までに登場するのは「手記」で、第6話で登場するのは「記憶の結晶」、これはリンジャーラさんと戦った相手、すなわちファラスさんの「主」=パドレさんの音声を記録したものと考えられます。そうなると、彼らの姿もヒストリカさん、あるいは主人公の「想像」と解釈することもできるでしょう。

少しメタなことを書いておきますと、Ver.4.0でファラスさん、そして正体不明の「黒衣の剣士」が登場しますが、後者については登場時点では主人公の父親とわからないようになっていて、このクエストで「そのものズバリ」の姿が出ていると、色々とネタバレしかねないため、あえて似せないようにしたとも考えられます。後に発売された「アストルティア秘聞録」には、すでに登場していた見た目にはこだわらず、完全新規のキャラクターとして制作したという趣旨で、シナリオ担当者のコメントが掲載されています。

今回のクエスト「時を紡ぐ声」のクリアと、クリア後にヒストリカ博士と話すと得られる称号の入手は、クエストNo.409「流星の追憶」の受注条件となっています。(クエストクリア後に自動的に得られる称号「異次元の探究者」とは別に、ヒストリカ博士と話して、あることを承諾すると得られる称号があります)

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関連クエスト

No.409「流星の追憶」

     
DQ10クエストガイド外伝ストーリー真のリンジャの塔

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