レベル上限解放クエスト多すぎ問題

このページは約6分で読めます。
記事内容は掲載日時点で判明している情報に基づきます。過去の記事は、最新の内容ではない点にご留意ください。掲載後にゲーム内で仕様変更等が行われることもあります。仮説等は掲載後に異なる事実が判明していることもあります。
このページは 全5ページ中 4ページ目です

最初から

前のページ

次のページ

DQ10アストルティア雑記
スポンサーリンク(広告)

そもそもレベル上限解放クエスト自体不要だったのでは?

これは今さらの話でもあるので、今後どうこうできる話でもないだろうという前提で書きます。

Ver.1~3時代、すなわちLv99までの上限解放クエストについて、これはあっても良かったとは思っています。リアルタイムでロックフェス(※) などを経験してきたプレイヤーにとって、それは(当時は大変な思いをされたことは想像に難くありませんがw)今となってはかけがえのない思い出でもあるわけですし、そういう体験をプレイヤーと共有できてきたのはオンラインならではの醍醐味でもありますからね。

(※) ロックフェス=「メガザルロックフェスティバル」の略で、Lv55解放クエストが実装された際の、ある種お祭り状態のことを指します。当時このクエストは「ザグバン丘陵にいるメガザルロック」を倒さなければならず、モンスターの取り合いはもちろんのこと、当時は唯一のプレイ環境だったWiiでは、そもそもプレイヤーが多すぎてメガザルロックが見えない、ザグバン丘陵にたどり着くまでに出てくるモンスターが強すぎて、あちこちに「ただのしかばね」がゴロゴロいる事態になったり、まさに阿鼻叫喚だったそうです。今となっては経験してみたかった気もしますw

ただ、Lv100以降というのは、それまでのドラクエシリーズのナンバリング作品では存在したことのないレベル帯であり、そのレベルを解放したのを機に、それまでのような「上限解放クエスト」ではなく、「追加パッケージの導入で自動的に上限解放される」ような仕組みに変えてしまっても良かったのではないでしょうか。

FF14の「新生」は上限Lv50で始まり、「蒼天」にバージョンアップすると上限がLv60になります。同様に「紅蓮」でLv70、「漆黒」でLv80、最新の「暁月」でLv90と、拡張パッケージを導入するごとに、レベル上限が自動的に切り替わるようになっています。

同じようにドラクエ10でも、Ver.4を導入すると上限Lv110、Ver.5を導入するとLv120、Ver.6を導入するとLv130に、自動的に上限が切り替わるようにしてしまえば良かったのに…と思うのです。

Lv100を解放してくれる星辰武王さんも六聖陣のひとり

Lv100を解放してくれる星辰武王さんも六聖陣のひとり

ドラクエ10の世界では、人間の限界がLv99なのだそうで、Lv100解放クエストでは星辰武王の前で創世の果実を食べることで、称号「ヒトを超えし者」を獲得するわけです。ヒトを超えたのだから、その先はクエストなしで上限解放の形に切り替えても良かったし、そうするチャンスだったのではないかなと…

もっとも、FF14ではそのバージョンの最高レベルに達していないと、ストーリーを進めることもできないのに対して、ドラクエ10では、レベルがストーリー進行の前提条件になってはいません。そういう違いはあるものの、端的に言ってしまえば、FF14のレベル上限解放って、運営さんにとってもプレイヤーにとっても、どちらも楽な形式ですよねw

ドラクエ10は、今の時点ですでにレベル上限解放クエストが21話もありますが、7月に予定されているVer.6.2でも、おそらくLv124への上限解放クエストが追加されるはずです(※)。この調子で小刻みなレベル上限解放を繰り返していると、クエスト数はさらに増えていきますし、新規プレイヤーやサブキャラにとって、育成の足枷になってしまう気がするのです。アップデートと同時にレベル上限解放を行っているプレイヤーはまだしも、後発になればなるほど、その膨大なクエスト数がのしかかってくることになるのです。

(※) Lv124への上限解放クエストは、やはり2022年6月21日の「超DQXTV」で発表されました。これでレベル上限解放クエストは、7月に全部で22話になります。

Lv100解放クエストからは、シリーズ「聖戦への導き」となり、その後は星辰武王に仕えている星拳士による上限解放クエストがLv112解放まで4話続き、最後に星辰武王が再度Lv114を解放して、その全6話が完結します。

そして、Lv116解放クエストから「天声を聞きし者」が始まり、担当するのはまたも六聖陣のひとり天唱楽師です。今回は「五声」のエナジーをハートに刻み込めという内容で、Ver.6.1までに「歌声」「呼声」「言声」「哭声」の各化身を討伐しているので、次回Lv124解放で最終回になるものと思われます。

2022/10/20追記
(※) 記事執筆時点では、「五声」なので「5回で完結」だと思っていましたが、2022年10月19日のVer.6.3アップデートで実装されたLv126解放クエストも、このシリーズ「天声を聞きし者」の6話目となっています。
こちらが天唱楽師さん

こちらが天唱楽師さん

そんなわけで、Lv100以降も同じようなパターンで、2ずつレベル上限解放が続いているのです。正直、このパターンで続けていくと、キリがないのではないかと思っています。六聖陣のうち、すでに4人までがレベル上限解放に関わっていて、残るは魔封剣姫極天女帝しかいません。ですが、魔封剣姫は邪神の宮殿戦禍の邪神の復活を阻止すべく見守っていますし、極天女帝は六聖陣のボス的な存在ですから、さすがにレベル上限解放には関わってこないでしょう。

こちらが魔封剣姫さん

こちらが魔封剣姫さん

極天女帝さんは一番えらく、一番かわいい←

極天女帝さんは一番えらく、一番かわいい←

となると、さらにこの調子で上限解放クエストを作り続けるならば、六聖陣に変わる別の存在を生み出さなければなりません。変なたとえですが、ライオン仮面が捕まって、弟のオシシ仮面が助けに行ってまた捕まって、いとこのオカメ仮面が登場する、みたいなパターンに陥ってはいないでしょうかww

ライオン仮面=「ドラえもん」の作中漫画に登場するキャラクターです。まさかのWikipediaに項目がありましたw

ここまでレベル上限解放クエスト自体がいらないんじゃないか?ということを書いてきました。矛盾するようですが、解放クエスト自体は別にあっても良いとも思っています。心配な点をまとめておきますと、主に次の2点です。

  1. 六聖陣のうち4人までがレベル上限解放に関わるクエストを続けてきて、今後もさらに小刻みに追加していくのであれば、そのネタ切れ、およびワンパターン化に対する懸念
  2. これからドラクエ10を始めるプレイヤーや、サブキャラ育成を行う場合、上限レベルを解放するたびにクエストを受けねばならず、その数が既に21話にもなっており、今後もさらに増えていきそうなので、それらをこなしていくのがかなり面倒に感じられてしまうのではないか。つまり新規層やサブキャラ育成におけるモチベーション維持に対しての懸念
     
DQ10アストルティア雑記

この記事へのコメント

コメント

  1. アバター画像 レオパルドン より:

    サブキャラ作ったらこれが本当に面倒で勘弁してくれって思った
    3案の形にできれば一番いいと思う

タイトルとURLをコピーしました