この「ドラクエ10 クエストガイド」は、そのクエストの概要(初回報酬など)、クリアまでの手順と動画、解説(感想、考察など)で構成しています。攻略手順では具体的なストーリー内容に触れてはいませんが、動画や解説をご覧になる際は、そのクエストおよび関連するメインストーリーなどのネタバレにご注意ください。
ドラクエ10 クエストガイド を初めてご覧になる方は、記載方法などの概要について「ドラクエ10 クエストガイド…のガイド」をご確認ください。
クエスト概要
※報酬などの内容は、動画収録時点のものです。
※リプレイ報酬、特訓ポイント報酬については説明を省略しています。
受注/クリア条件 | No.341「踊り子と願いごと」をクリア済み |
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シリーズ名 | 転職と天職 |
依頼NPC | 真のダーマ神殿 2階 大神官の部屋 D3「ダーマ大神官」 |
所要時間 | 15分程度 |
初回報酬 | 全やりなおしの宝珠: 1 経験値: 60600 / 名声値: 52 |
クエスト実装日 | 2014年 7月 24日 (Ver.2.2後期) |
クエスト手順
真のダーマ神殿 2階 大神官の部屋 D3 で「ダーマ大神官」より受注
- 真のダーマ神殿 1階 D4 で「ギザント」さんと話す
- 真のリャナ荒涼地帯 E5 滝を臨む集落 で「イルバロ」さんと話す
- 真のリャナ荒涼地帯 で「スターレミング」を倒して「踊り子の衣装」を入手
- 真のダーマ神殿 に入るとカットシーン(ムービー)、その途中で「リィディ」さんに「踊り子の衣装」を渡す
- 真のダーマ神殿 1階 D5 の扉に触れるとカットシーン
- 真のダーマ神殿 2階 D4 の扉に触れるとカットシーン、その途中でクリア
上記手順「2」で訪れる「真のリャナ荒涼地帯」には「真のセレドの町」を出て「真のセレドット山道」F2 から行けますが、Ver.2.1のメインストーリー中、クエストNo.318「安らぎを求めて」で必ず訪れていますので、バシっ娘などで「真の滝を臨む集落」へ向かうといいでしょう。討伐対象の「スターレミング」は、「真の滝を臨む集落」より少し南に出現します。
戦闘の攻略
スターレミングと戦うことになります。「メダパニーマ」でこちらを混乱させてくるほか、「ドルマドン」で闇属性の大ダメージを与えてきます。また、「つうこんのいちげき」を使いますので、「会心ガード」などで対策しておいた方が安心です。
「踊り子の衣装」を落とすとメッセージが表示され、「だいじなもの」に追加されます。動画を撮影した際は、1回目の戦闘(1~3匹目)で入手できました。
クエスト動画
クエスト解説
真のダーマ神殿のメインストーリークエスト「転職と天職」第3話です。
ダーマ大神官から、近くダーマ神殿で大神官任命式が行われ、そこでギザント一座が芸を披露することになっているものの、何か問題が起きているようなので、その解決に協力してほしいと頼まれます。
クエストを受注後、ダーマ大神官から「地下にある 天願の座に おもむき この世の平和を願う祈りを 捧げる」ことが、ダーマ大神官の役割であることを聞かされますが、このことは今回のクエストと直接の関係はなく、少し後のストーリーに関連する内容となっているので、頭の片隅に残しておきましょう。
ギザントさんに話を聞くと、リィディさんが着ることになっている踊り子の衣装を、アラハギーロの仕立て屋に注文しているけれど、まだ届かないそうです。リィディさんは「あの衣装じゃなきゃ ヤダ」とスネているらしく、アラハギーロ王国から、ダーマ神殿があるセレドの町の中間、つまりリャナ荒涼地帯にある滝を臨む集落まで、何かしらの手がかりを探しに行くことになります。
滝を臨む集落に行くと、配達員のイルバロさんがいました。彼によれば、配達途中でスターレミングに、踊り子の衣装を盗られてしまったといいます。この世界の魔物は、なんだかんだとアイテムを盗む上に、なぜかそれを使用できる程度に原型をとどめて持っていたりしますねw
魔物などいない現代日本の尺度で、魔物がうろついている世界における倫理観など語れないのはわかっていますが、それにしてもこの配達員、なかなかの無責任さですw
そして主人公はスターレミングと戦い、本来ならかじられたり、よだれでベトベトにされていても不思議のない踊り子の衣装を無傷で取り返します。イルバロさんに一応報告すると、そのままダーマ神殿へ届けてほしいと言われ、「私は 魔物が怖くて とても無理なので……。」と職務放棄です。転職を強くお勧めしますw
このシリーズは全3話ですが、実は戦闘になるのはここだけです。ボス戦もなく、主人公が(本来のドラクエ的な意味で)活躍するのもここまで。ダーマ神殿到着後は、ほぼカットシーンのみで構成されています。
リィディさんが「あの衣装じゃなきゃ ヤダ」とワガママを言ったのは、この衣装はジャンナさんが着ていたものと同じだからで、「これを着て 最後まで踊りきれば あこがれのジャンナさんに 近づけるんじゃないかって……。」と考えたようです。
ちなみにLv80装備「舞い手の服」セットと同じものですが、このクエストの実装当時は、装備としては存在していませんでした。装備が登場したのはVer.3.0で、新職業「踊り子」も同時に実装されています。
リィディさんはこの衣装を着て、大神官任命式で踊りを披露しますが、途中で床のくぼみに足を取られて、派手に転倒してしまいます。「あんなに練習したのに……。失敗しちゃうなんて……。やっぱり ボクなんかじゃ……。」と、舞台上で尻もちをついたままの姿で落ち込みますが、その様子を見た神官ゾデラさんは、思わず「立て! 立って 踊るんだ!!」と大声を上げます。
ゾデラさんの「何があろうと 最後まで やり抜け! ジャンナは 決して あきらめなかったぞ!!」という声を聞いたリィディさんは、一瞬驚いた表情をしますが、「そうだよ。ボクは 踊りを見てくれた人 みんなを幸せにするんだ。ジャンナさんが そうしたように……。」と、意を決して踊り始めるのでした。
公演は大成功に終わり、続いて大神官の部屋へ行き任命式を行うことになりますが、そこでゾデラさんはなんと、大神官になるのを辞退すると言い出します。驚く神官ジュアロさんに対して「私の本当の名は シタル。あの一座の座長を 務めていた。」と明かします。そして大神官に「彼らのもとに戻ることを どうか お許しいただけないでしょうか?」と願い出るのでした。
ここで、ゾデラさん(シタルさん)を後継の大神官に任命し、その任命式の余興としてギザント一座を呼び寄せたことを含めて、すべてダーマ大神官の仕込みだったことが判明します。
このダーマ大神官、退任しなければならないほどの高齢にも見えません。そもそも退任する気などなく、シタルさんの本心を探りつつ、自ら一座へ戻ると言い出すことを想定して、一芝居打っていたというわけです。やっぱりこれくらいのタヌキでなければ、大神官など務まらないのでしょう。神官ジュアロさんも決して悪い人ではありませんが、まだまだ大神官にはなれそうにないので、修行をがんばって頂きたいところですw
今回のクエスト「大神官と座長」は、メインストーリーを進めるためにクリアが必須で、クエストNo.309「王さまのプレゼント」をクリア後に渡される「スタンプカード」の対象クエストです。
このクエストと、以下で紹介している関連クエスト(ストーリー)、およびその続きをすべてクリアすると、クエストNo.343「宿命の対決」が紹介され、受注可能となります。
また、メインストーリーをこのクエストまでクリアしておくことが、事実上の180スキル解放であるクエストNo.391「タッツィのお手伝い」の受注条件となっています。
関連クエスト(ストーリー)
真のメルン水車郷
真のココラタの浜辺
真のリャナ荒涼地帯
グランドタイタス号
続きのクエスト
クエストNo.343「宿命の対決」(記事準備中)
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