アストルティア10周年 (2) DQ10の魅力&Ver.3~4

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Astoltia Side (DQ10)アストルティア10周年
この「アストルティア10周年」の記事では、過去バージョンの振り返りを行う過程で、一部ボスキャラクターの写真などを使用します。一部ストーリーの内容、ボスの名称など、Ver.5範囲までのネタバレとなる可能性がありますので、どうぞご注意ください。
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ドラクエ10の魅力ってなんだろう?

前回の記事では、ドラクエ10の出会いからVer.2あたりまでを振り返ってみたのですが、肝心なことに、ほぼ触れていませんでしたね。

それは、ドラクエ10のどこに魅力を感じたのか、という点です。

ドラクエ10がオンラインであることの楽しさについては、かなり前の記事「ドラクエオンラインの楽しさ」で断片的に書いたことがあります。もう4年も前なので、結局「ソロでも楽しい」「ストーリーが好き」に終始してしまっていますが、近くオフライン版が発売されることが決まっていて、それも楽しみにしていますけど、オンライン版の代替になるか?といえば、決してそうはならないと、今のわたしは思っています。

つまり、ソロプレイの多いわたしたち一家の楽しみ方って、基本的には「別にオンラインじゃなくてもいいよね?」と思われかねない部分もあるのですが、今ではオンラインでないゲームを、なんだか物足りなく感じてしまうこともあったりするのです。その理由が何なのか、よくよく考えてみると、オンラインゲームの魅力というのは、決して他のプレイヤーと「一緒に」遊ぶことだけではない、ということに気が付きます。端的に表現すれば、町やフィールドを歩いたとき、そこにNPCしかいない世界がオフライン他の冒険者も存在するのがオンラインです。

2014年11月「流浪のヒューザ」と。あっち向いたエンゼル帽がわたしw

2014年11月「流浪のヒューザ」と。あっち向いたエンゼル帽がわたしw

たとえば、Ver.2の物語をクリアした冒険者なら、わたしもあなたも「勇者の盟友」ですが、わたしが主人公の世界では、当代の勇者の盟友はわたしだけで、他の冒険者は脇役です。同様に他の冒険者のプレイ画面ではわたしが脇役になるわけですね。パラレルワールドと同じ世界とが同居しているような、不思議な感覚になります。

そしてその脇役は、あらかじめプログラミングされた動きしかできないNPCと異なり、それぞれが自由な意思をもって動き、ときにはまわりにチャットで発言もします。しかも双方が望めば、一緒に戦うことさえできます。自分自身は主役としてゲームを楽しんでいるだけなのですが、他のプレイヤーから見れば、アストルティア=ドラクエ世界の住人のひとりでもあるわけです。

2021年の巨大イベント「ティアフェス」には映りきらないほど冒険者が

2021年の巨大イベント「ティアフェス」には映りきらないほど冒険者が

かつて、Windows版のベータテストに参加した際、ログインして、特に何かをするでもなく、ジュレットの町の片隅に座って、他の冒険者さんたちが行き交う姿をぼーっと眺めていたことがあります。案外それが楽しかったんですよね。わたしと同じようにドラクエが好きでこの世界へ来ている他の冒険者さんが、確かにこの世界で生きている、ということをリアルに実感できるといいますか。当時はオンラインゲーム自体も初めてだったので、その感覚がとても新鮮でした。

わたしがミュージカルを好きなことは過去にも書きましたが、ミュージカルに限らず、演劇やコンサートをライブで鑑賞することが、とても好きなのです。近年はコロナ禍に加えて予算や体力的な問題もあり、残念ながらそうしたライブイベントにはあまり参加できなくなりましたが、ドラクエ10やFF14がその代わりになっているように感じることもあります。

舞台は生き物ですから、ある日に観た舞台と今日観た舞台とでは、同じ演出、シナリオであっても全く違うものです。キャストが違うこともありますが、全く同じキャストであっても、その日、その時間に観た舞台はそのときだけのものであり、100%同じ状態で再現されたものはあり得ません。そして、それこそが映画やドラマ、アニメ等、記録されたメディアと異なる、舞台特有の魅力でもあるのです。そこを堪能するために、同じ舞台を何十回と観たりもしていました。劇団四季の「美女と野獣」は突出して多く、大阪や福岡で都合40回以上は観ていますw

アストルティアでも「アグラニ劇団死期」が「美女と野獣」を上演!

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オンラインゲームも、たとえば冒頭でご紹介したサーバー22、ガタラ展望台の大混雑ぶりは、この日、この時間だけのものです。同じ場所に行っても、たとえば昼間なら誰もいなかったりもしますし、末尾2の日の22時に行くと、アストルティア中のどわこちゃんが大集結し、この展望台はどわどわ空間と化しています。同じ場所であっても、そのときによって様相が全く異なるわけですね。

こういうライブ感といいますか、一期一会の空間は、やっぱりオンラインだからこそ味わえるものなのです。

ドワ子集会は2022年現在も、とどまるところを知らない大盛況ぶり

ドワ子集会は2022年現在も、とどまるところを知らない大盛況ぶり

ここまではFF14を含め、どのオンラインゲームにも当てはまる話をしてきましたが、ドラクエ10独自の魅力はといえば、オンラインへの敷居が驚くほど低いことだと思っています。

確かに最初はちょっと手間取るかもしれません。スクエニアカウントを作ったり、レジストレーションコードを登録したり、そういう手続きが必要になります。だけどそれは最初だけの話で、それらを済ませさえすれば、もう気が付けばオンラインにいたといえるほど、スムーズにオンラインの世界へ行けます。

そして画面はいたってシンプル。それまでのドラクエと同様に「はなす」「どうぐ」といったメニューが左上にあるので、直感的に基本操作を理解できます。とくに冒頭の「エテーネの村のおはなし」(旧オフラインモード)では、他のプレイヤーと会うこともなく基本操作を学べるチュートリアルにもなっているので、そこでじっくり練習してからオンラインの世界へ進めるようになっています。

上記の内容を書いていたら、そのチュートリアル部分を撮りたくなったので、体験版で新キャラを作って撮影してみました。キャラメイクから種族選択まで1時間22分ほどありますが、よかったらご覧ください。(※序盤の物語のネタバレを含みます)

そんな風に、長年わたしもドラクエ10の楽しさ、遊びやすさを啓蒙?してきましたが、それでもどうしても「オンラインはイヤだ」「ドラクエはドット絵がいいんだ」と言って聞かない人も少なからずいます。そうした人々の考えを否定はしませんが、その多くは「食わず嫌い」だとわたしは確信しています。なぜなら、かつてわたし自身が食わず嫌いで、発売1年以上もドラクエ10を敬遠してきたからですw

もっとも、「一度プレイしてみた結果、合わなかった」という人もいますが、それはもうしょうがないことです。ドラクエシリーズそのものが合わない人だっています。どんなものであっても合う、合わないはありますからね。

今後、ドラクエ10の世界へ新しく誘導していくとすれば、食わず嫌いでドラクエ10を敬遠してきた人オンライン版は未体験ながらオフライン版を楽しんだ人ドラクエシリーズ自体を未経験な人、という感じになるのかなと思っています。

Astoltia Side (DQ10)アストルティア10周年

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