No.085「立ちはだかる守護者」

スポンサーリンク(広告)
このページは約6分で読めます。
記事内容は掲載日時点で判明している情報に基づきます。過去の記事は、最新の内容ではない点にご留意ください。掲載後にゲーム内で仕様変更等が行われることもあります。仮説等は掲載後に異なる事実が判明していることもあります。
Astoltia Side (DQ10)オーグリードクエストガイドグレン城下町スタンプカード対象外伝ストーリー
 
No.085「立ちはだかる守護者」

No.085「立ちはだかる守護者」

この「ドラクエ10 クエストガイド」は、そのクエストの概要(初回報酬など)、クリアまでの手順動画解説(感想、考察など)で構成しています。攻略手順では具体的なストーリー内容に触れてはいませんが、動画や解説をご覧になる際は、そのクエストおよび関連するメインストーリーなどのネタバレにご注意ください。

ドラクエ10 クエストガイド を初めてご覧になる方は、記載方法などの概要について「ドラクエ10 クエストガイド…のガイド」をご確認ください。

スポンサーリンク(広告)

クエスト概要

※報酬などの内容は、動画収録時点のものです。
※リプレイ報酬、特訓ポイント報酬については説明を省略しています。

受注/クリア条件 No.084「目覚める剣士」をクリア済み
シリーズ名 なげきの妖剣士
依頼NPC グレン城 2階 玉座の間 C4「チグリ大臣」
所要時間 10分程度(セリフの読み飛ばし、バトル速度などで早められます)
初回報酬 ゴールドストーン: 2
経験値: 45800 / 名声値: 86
クエスト実装日 2012年 9月 6日 (Ver.1.0 追加配信)
スポンサーリンク(広告)

クエスト手順

グレン城 2階 玉座の間 C4 にいる「チグリ大臣」より受注

  1. 雲上湖 へ行くと カットシーン(ムービー)後、ボス戦
  2. ボス戦の後の カットシーン を観る
  3. グレン城 2階 玉座の間 C4 にいる「チグリ大臣」に報告するとクリア

受注後、「今すぐ ランドン山脈にある 雲上湖へ 行きますか?」と確認されます。

スポンサーリンク(広告)

戦闘の攻略

水竜ギルギッシュと戦うことになります。「グレンのおはなし」でも戦う相手ですが、その時よりも強くなっています。

攻撃じゅもんはヒャダルコを使いますが、怒るとマヒャドも使用します。零の洗礼も使用してくるので、こちらにかかっている良い効果を消されてしまうことがあります。その他、スカラで守備力を上げたり、マヌーサでこちらを幻惑状態にしてきます。アイスブレスは、ダメージを受けると同時に転ばされてしまうため、危険です。フリーズドロップを使うと、範囲ダメージも与えてきます。

このように大きくパワーアップしているとはいえ、2023年現在では、きちんとスキルや装備を整えているLv50程度のサポート仲間がいれば、それほど苦戦することはありません。

スポンサーリンク(広告)

クエスト動画

このクエストを実際にプレイしている動画です。ご覧になる際はネタバレにご注意ください。
スポンサーリンク(広告)

クエスト解説

グレンの外伝クエストなげきの妖剣士」第4話です。

オーレンさんは、かつてグレンで「剣聖」と呼ばれる騎士でした。彼がベコン渓谷魔瘴の調査へ行ったとき、部下が魔瘴の噴出に巻き込まれてしまい、彼らを救うために、オーレンさん賢者エイドスさんに助けを求めます。エイドスさんは「レムルの聖杯で 受けとめた グロリスのしずくだけが 魔瘴のチカラを 打ち消すことが できる」と、オーレンさんに教えるのです。

その「レムルの聖杯」の所有者は、ガートラントの大商人。しかしその大商人は強欲な人物で、部下を助けるために聖杯を使わせてほしいというオーレンさんの頼みに全く耳を貸しませんでした。そのオーレンさんの高潔さに心惹かれたのが、大商人の娘であるパリンさん。彼女は、自分を一緒に連れて行ってくれることを条件に、聖杯を持ち出してオーレンさんに渡すのですが、大商人は「聖杯と娘を奪った」と、オーレンさんに対して激怒し、追っ手を差し向けることになります。

パリンさんのこの行動が、さらなる悲劇を生むことに…

パリンさんのこの行動が、さらなる悲劇を生むことに…

追っ手から逃れて、グロリスのしずくを得るため、なんとか雲上湖までたどり着いたふたりでしたが、そこで水竜ギルギッシュに襲われるのです。どうにか倒したものの、パリンさんは深手を負ってしまいます。オーレンさんパリンさんを救おうと、グロリスのしずくパリンさんに与えますが、これは治療薬ではないので、パリンさんはそのまま命を落としてしまうのです。そのパリンさんの魂が、グロリスの木の守護者として蘇った水竜ギルギッシュと結びつき、あのような者になったのだろうと、エイドスさんはいいます。

ようやく事件のあらましが見えてきました。オーレンさんが「黒歴史」扱いとされてきた原因も。ガートラント(大商人)側から見れば、オーレンさん聖杯と娘を強奪した悪人グレン側から見ても、オーレンさんは自らの行いによってガートラントとの戦争の原因を作った悪人。しかし、その背景には、パリンさんが抱いた淡い、そして悲劇的な恋慕がありました。聖杯を持ち出したのはパリンさん。そしてオーレンさんがさらったのではなく、自らの意思によって、オーレンさんと行動をともにしていたのです。

亡霊になっても聖杯を守る理由は、部下を救うためでした…

亡霊になっても聖杯を守る理由は、部下を救うためでした…

この出来事は、クエスト中では「数十年前」と語られていますが(第1話「さまよえる怪物」でのチグリ大臣の発言「あれ(聖杯)は 数十年前まで 隣国 ガートラントに暮らす さる大商人の所有物だったようなのです」)、実際には60年前の話のようです。つまり、50~60年前には、同じオーガの国であるグレンとガートラントの間で戦争が起きていたということになります。

60年前」の典拠は、書籍「アストルティア創世記」P.016掲載の年表によります。

グレンのおはなし」では、「魔瘴石のネックレス」によって理性を失っていたバグド王が、ガートラントに宣戦布告してしまい、のちに主人公の働きで撤回されるのですが、この一連の事件が解決後に、バグド王は「オーガ同士に 取り返しのつかない 憎しみ合いを させずにすんで」よかったと、しみじみつぶやきます。バグド王の年齢はわからないものの、ガートラントのグロスナー王は高齢のため、その戦争当時すでに誕生していた可能性があります。つまり、思っていた以上に最近の話なんですよね。

同じ種族間で戦争をしていたという話を聞くと、ドワーフ(ガテリア皇国とウルベア地下帝国)、ウェディ(ヴェリナード王国建国前)のストーリーが、Ver.4~6で実際に描かれることになりますが、これらの出来事は数百年~数千年前の話ですから、オーガはつい最近まで同種族間で争っていたということになります。

現在のグロスナー王とバグド王の関係は「盟友」といえるほど良好なものの、いずれも魔瘴が関係する事件をきっかけに戦争が起きたり、起きかけたりしていることから、何かしら争いの火種があれば、一気に「戦争」という形で燃え上がってしまうような、少し危険な民族性(種族性)があるようにも思えます。オーガは種族の特徴としても「好戦的」と説明されていますし…。

今回のクエスト「立ちはだかる守護者」のクリアは、グレン外伝クエストシリーズ「なげきの妖剣士」第5話「語り継がれる真実」の受注条件となります。また、このクエストシリーズは、メインストーリーを進める際に必須ではありませんが、クエストNo.309「王さまのプレゼント」をクリア後に渡される「スタンプカード」の対象クエストとなっていますので、クリアしておくことをお勧めします。

   
Astoltia Side (DQ10)オーグリードクエストガイドグレン城下町スタンプカード対象外伝ストーリー

この記事へのコメント

コメント

タイトルとURLをコピーしました