ドラクエ10 Wii U版と3DS版の終了について

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Astoltia Side (DQ10)アストルティア雑記
 
ドラクエ10 Wii U版と3DS版の終了について

ドラクエ10 Wii U版と3DS版の終了について

今年3月、Wii U3DSの「ニンテンドーeショップ」が終了した際に、次の記事を書きました。

この記事が「ドラクエ10 サービス終了」「ドラクエ10 3DS」などのキーワードで検索した際、わりと上位に表示されていたので、なかなかのアクセス数(当ブログ比)を頂きました。

その記事内で「おそらくVer.7以降も Wii U や 3DSでドラクエ10をプレイできるのではないか」と予想していたのですが、2024年3月20日をもってのサービス終了が正式に発表され、この予想は見事に外れてしまいまして、予言者育成学園のOGとして大変お恥ずかしいところをお見せしましたw

予言者育成学園は、ドラクエ10の初代ディレクター藤澤仁さんのプロデュースにより、2016年2月15日~2018年6月29日にかけて提供された、リアル連動型スマホゲームです。

詳細:Wikipedia「予言者育成学園 Fortune Tellers Academy

今回は、Wii U版と3DS版の終了と、その影響について書いてみます。

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どうして3月には発表しなかったのか?

当時ブログや旧ツイッターなどでの反応を見た限りでは、すでに多くの人は、3月28日に「ニンテンドーeショップ」が終了したことで、Wii U も 3DS も、近いうちにドラクエ10のサービスが終わるのだろうと考えておられたようです。もちろん最初はわたしも同じように考えました。

ところが、最もわかりやすいタイミングにもかかわらず、その時点では、両機種でのドラクエ10終了について、特に発表されなかったのです。そこが少し不自然にも感じました。

ただ、「追加パッケージ購入を伴わないアップデート」のみ提供継続との告知はありました。

「冒険者の広場」より

「冒険者の広場」より

これらのことから、「もしかしたら何らかの形で継続を模索してるんじゃないか」という希望的観測で、可能性を探る記事を書いたというわけです。別に逆張りを狙ったわけではありませんw

仮に3月の時点でサービス終了を決定していたとして、その正式なアナウンスを意図的に4ヶ月以上も遅らせることで、何かメリットがあったのか?といえば、別にそんなものはないと思います。「ニンテンドーeショップ」が終了していては、新規プレイヤーが増えることもあり得ませんし……

Wii U はともかく、3DSは、わざわざ課金方法を増やしてまで対応していましたし、クラウドゲームなので、解像度の問題を除き技術的な意味だけでいえば終わらせる必要もなかったのです。

終了理由は「任天堂側の事情」かも?

Wii Uは2017年1月、3DSは2020年9月に本体の生産を終了しています。3DSはすでに修理も終了、Wii U も部品の在庫がなくなり次第終了と発表されています。このまま遊び続けても、ハードが故障したら、結局は他機種に移行するしかなくなりますし、いずれ終了は必然ではありました。

それに加えて、もしかすると、3月からサービス終了発表までの間に、任天堂側がネットワークサービスの提供終了を決定し、スクエニ側に通告したのかもしれません。

わたしは他のゲームに詳しくないため断定できないものの、3DSで、現在でもネット接続前提で遊ばれているゲーは、ほとんどドラクエ10のみではないでしょうか。仮に3DSでネット接続されているゲームの大半がドラクエ10で、そのプレイヤー数もさほど多くはないなら、セキュリティリスクを抱えたまま開いておくより、閉じた方が安全と判断されても不思議はありません。

Wii U では「スプラトゥーン」「マリオカート8」が人気タイトルで、オンラインプレイも利用されているようですが、この両作品では今年3月から「オンラインプレイに関する脆弱性」でのメンテナンスが長期間行われ、8月にようやく再開されたという経緯があります。

上のリリースでも、両タイトルについて「サービスの継続が困難となるような事象が発生した場合は、直ちにオンラインプレイのサービスを終了させていただく可能性がございます」という記載があります。ドラクエ10は「スプラトゥーン」「マリオカート8」とは仕組みが異なるため、今回の脆弱性の問題は免れたのかもしれませんが、Wii U は古い機種のため、他の問題が生じる可能性は十分にあるといえます。

つまり、この両タイトルを含めて、両機種でのネットワークサービスを全面終了することになったのか、あるいは外部メーカーからの接続を先行終了することになったのか、そのいずれかが考えられます。

仮にそうであれば、3月時点では継続を前提に検討していたけれども、ネットワークサービスの提供が終了するならどうにもならないので、やむなくサービス終了決定に至った、ということかもしれません。

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両機種サービス終了でプレイヤーは減少する?

Wii U と 3DSでドラクエ10がサービス終了すると、マルチプラットフォームが特徴のドラクエ10ですが、対応プラットフォームが一気にふたつ減ることになります。

ただ、Wii U版のプレイ権を登録されているプレイヤーは多そうですが、現在でも実際に Wii Uでのみプレイしているというプレイヤーは、すでにそれほど多くはないでしょう。

わたし(ルナクル)がいるアカウントにも、Windows版、Nintendo Switch版、Wii U版のプレイ権が登録されています♪

Wii U版は、そのハードの発売直後から長くサービス提供されてきましたが、ドラクエ10を遊ぶゲーム機としては、かなり前から性能面での難が目立つようにはなっていました。

2017年にWii版がサービス終了する直前、Wiiはすでに瀕死状態といっても過言ではない程、ハード性能の限界に近い状況で提供されていたのに対して、まだ Wii Uには余力はありましたが、それでもこの時期に提供開始された Nintendo Switch版PS4版と比べると大きく見劣りする状況でしたし、すでにその当時から Wii U版でのプレイが重いという声は出ていました。

そこから6年の間に、ドラクエ10では背景グラフィックが大幅に向上するなど、様々な進化をしてきました。それは言い換えれば、Wii U にとって処理能力の限界に近づいてきたということでもあり、Wii U版で遊ぶと、ますます操作にストレスを感じる方も増えているはずです。

ドラクエ10を本格的に遊んできたプレイヤーの多くは、すでに他機種へ乗り換えを済ませているでしょう。ふだんはWindows版、Wii U版はベッドに寝転がって遊ぶとき用など、用途によって使い分けていた方も多いかもしれませんが、それも今は Nintendo Switch 版が果たせるようになっています。

そのあたりの状況を考えれば、Wii U版を登録しているプレイヤーの数だけ、ごっそりとドラクエ10自体のアクティブプレイヤー数が減ることはないと考えられます。

3DS版は、実際にそれでドラクエ10を始めたというフレンドさんは複数いますが、今もプレイされている方は、ほぼ全員が他機種への移行を済ませています。それはあくまでわたしの交友範囲の話ではありますが、手軽に始める分には3DSはちょうど良いものの、本格的に遊べば遊ぶほど、文字の読みづらさや、クラウド版特有のタイムラグなどを無視できなくなってくるのです。

3DS版のみで現在も遊んでいるプレイヤーは、そこまで多くはないでしょう。料金を含めて内容が共通していて、ほぼ上位互換ともいえるブラウザ版が提供されているので、PCや3DS以外のゲーム機を持っていない方にとっては、有力な選択肢になり得ます。

以上のことから、影響が皆無とまでは言いませんが、両機種のサービス終了が原因で、ドラクエ10のサービス提供が危ぶまれるほどのプレイヤー減少に繋がることはないと、わたしは考えています。

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良い方向への影響は?

これまでは、対応機種の中で最も古く、2012年発売の Wii U が、開発の最低基準だったと考えられますが、サービス終了によって、その「縛り」がなくなります。Wii終了の際もそうでしたが、2017年まで当然ながら、Wiiで実装出来ない機能は使えなかったのです。

今はWii Uで実装出来ない機能は使えない状況ですが、今後はPS4、Nintendo Switchの2機種が最低基準になるので、グラフィック面を中心に、さらなる向上が期待できます

ところで、Wii U の次に古い対応機種は?というと、実はPS4なのです。こちらは2013年発売で、Wii U とは1年しか違いません。もともと高スペックなゲーム機だったこともあり、ドラクエ10では現在も特に問題なく遊ばれていますが、FF14などでは結構重いと聞いています。

ただ、後継機種のPS5には、PS4のゲームも遊べる後方互換が備わっていて、仮にPS4本体の販売が終了したとしてもPS5で遊ぶことができますので、当面は問題ないでしょう。

Nintendo Switch も、後継機が来年発売と噂されていますが(この記事を書いている時点では、あくまで「噂レベル」です)、互換性の有無などは現時点で全くわからないものの、おそらくその「Switch2」(仮) でも遊べるよう、何らかの対応をするのではないでしょうか。

なお、FF14では最近「Xbox Series X|S」版の来年発売が発表されましたが、このハードは日本ではあまり売れていないため、世界展開のFF14はともかく、国内のみのドラクエ10が対応することはないでしょう。今後も任天堂とソニーの2大ゲーム機+Windowsが中心になると考えられます。

ドラクエ10の対応環境に関しては、少なくとも今後5年、もしかすると10年くらいは問題ない状況に整備されることになるので、しばらくは安泰といえそうです。

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それほど悲観的なことではない!

ドラクエ10が10周年を迎えた頃に書いた記事の中で、次のアンケートを取ったことがありました。

この記事を書いている時点までに21名が回答してくれたのですが、わたしが期待した「いつまでも続く!」を選んだ方は38.1%で、残り6割強の方は「10年以内には終わる」と回答されているんですね。しかもそのうち「Ver.6完結で終了」と答えた方すら3割近くいました。

なんでそんなに悲観的なんでしょうねw

もっとも、回答してくれた方全員が、ドラクエ10を楽しくプレイされている方ばかりとは限りませんし、すでに引退していて、ドラクエ10を親のカタキのように憎んでいる人もいるのかもしれませんw

10年以内」「5年以内」は結果が出ていませんが、少なくとも「Ver.6完結で終了しないことだけは確定しています。先日、Ver.7「未来への扉とまどろみの少女」の発売が正式に告知されました。

Ver.6.5後期が未発表ということで、ネタバレになりかねないためか、タイトル以外は一切謎に包まれていますが、Ver.7を2024年に発売するということは、そこから約2年、少なくとも2026年頃までのサービス継続は決定した、ということになります。

上に挙げた記事の中で「予言者育成学園のように答え合わせします」という趣旨のことを書いているので、一応やっておきますと、この発表により「4」は不正解ということになりますねw

Wii U版や3DS版のサービスが終了することで、プレイヤーが大きく減るとか、もうドラクエ10も終わりだとか、そういう趣旨の書き込みをいくつか見かけましたが、むしろ旧機種を整理して今後に繋げるということでもあり、プレイヤー減少という意味での影響はさほど大きくないと思っています。

今年の夏も、数々のプレイヤーイベントが行われていますが、それぞれ表示限界を超越する大量の冒険者が参加しています。カルビー協賛のフィッシングコンテストでは、初日にカルビーのサーバーに繋がらなくなる事態になりましたし、超DQXTVの視聴者数YouTubeだけで10万視聴)を見ても、全く勢いは衰えていないということを実感しているので、全く心配はしていないと言い切っておきます!

いまは12年目なんですから、15周年なんてあっという間にやってきますよ!

その分トシを重ねるのかと思えば憂鬱ですがww

かっぱえびせんでも食べながら冒険しましょ♪

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