この「ドラクエ10 クエストガイド」は、そのクエストの概要(初回報酬など)、クリアまでの手順と動画、解説(感想、考察など)で構成しています。攻略手順では具体的なストーリー内容に触れてはいませんが、動画や解説をご覧になる際は、そのクエストおよび関連するメインストーリーなどのネタバレにご注意ください。
ドラクエ10 クエストガイド を初めてご覧になる方は、記載方法などの概要について「ドラクエ10 クエストガイド…のガイド」をご確認ください。
クエスト概要
※報酬などの内容は、動画収録時点のものです。
※リプレイ報酬、特訓ポイント報酬については説明を省略しています。
受注/クリア条件 | No.235「消えない恨み」をクリア済み |
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シリーズ名 | 栄光に隠された闇 |
依頼NPC | メギストリス城 G2 玉座の間「ラグアス王子」 |
所要時間 | 10分程度 |
初回報酬 | パープルオーブ: 1 経験値: 51280 / 名声値: 172 |
クエスト実装日 | 2013年 9月 26日 (Ver.1.5中期) |
クエスト手順
メギストリス城 G2 玉座の間で「ラグアス王子」と話すとカットシーン(ムービー)、その途中で受注
- チョッピ荒野 D3 にある チューザー地下空洞 へ入るとカットシーン、その後ボス戦
- ボス戦の後のカットシーンを観る
- メギストリス城 G2 玉座の間で「ラグアス王子」と話すとクリア
受注後、「今すぐ チョッピ荒野にある 荒野の休息所へ 行きますか?」と確認されます。
戦闘の攻略
パルカラス亡霊王と戦うことになります。「魔力かくせい」を使ってから「ドルマドン」を使われると、ダメージが500を超えることもあり、注意が必要です。上級亡霊兵士が2体同時に出現して「マジックバリア」や「スクルト」を使用するので、それらの効果を打ち消す魔剣士の「いてつくはどう」、賢者の「零の洗礼」、ツメ装備の「ゴールドフィンガー」のいずれかがないと、ダメージを与えられず苦戦します。
さらにパルカラス亡霊王は「ディバインスペル」でこちらの呪文耐性を下げてきます。2段階下げられた状態で「ドルマドン」を受けると、そのダメージは600を超えることもあり、非常に危険です。また、「マヒャド」で氷属性の範囲ダメージを与えてくるほか、「マホカンタ」をかけることもあるため、呪文で攻撃する際は注意しましょう。
攻撃時に「呪い」をかけてくることもあるため、耐性装備か「キラキラポーン」で防ぎましょう。「怒り」状態になると、上級亡霊兵士を呼ぶこともありますので、できるだけ高めの火力で一気に倒しましょう。動画収録時は、あまり火力の高くないメンバーだったため、5分33秒もかかってしまいました。
クエスト動画
クエスト解説
メギストリスの外伝クエスト「栄光に隠された闇」第5話です。
前回、浄化した「フォステイル伝」の内容が変わっていたということで、学者たちの手によって改めて解読されたのですが、やはりフォステイルさんは、呪術を使って疫病をもたらしたりしておらず、むしろ患者を追放するというパルカラス王の愚策に、堂々と反旗を翻した英雄でした。
フォステイルさんは「どこからか 不思議な羽根を持ちかえり 羽根に宿っていた 大いなる魔力を使い 国民の疫病を治しました。」と、ラグアス王子が解説してくれます。
この「不思議な羽根」と、そこに宿っていた「大いなる魔力」については、いずれも主人公が大きくかかわっています。前者は「冥王の心臓」に行けるようになるまでのメインストーリー、後者はオルフェア外伝を進めると、それぞれの内容がわかるようになっています。
このクエストの前にクリアしているはずのメインストーリー「メギストリスのおはなし」で、プーポッパン王が魔瘴を封じるため、自らの命を捧げる儀式を行おうとしましたが、あれはメギストリス初代王となったフォステイルさんが、パルカラス亡霊王たちを封印するために考え出したものでした。
つまり、フォステイルさんは自らの命を捧げて、パルカラス亡霊王を封印したというわけです。
パルカラス亡霊王や亡霊兵士の封印が解け、復活してしまったのは、魔軍師イッドの企みによって、キラキラ大風車塔の儀式の間が汚されてしまった影響と、学者は考えているようです。
当時のパルカラス王は、疫病に苦しむ国民を追放するという、王としてあるまじき悪政を敷きました。その結果、臣下であったフォステイルさんにクーデターを起こされて、王の取り巻きである兵士ともども王国を追放されます。言っちゃなんですけど、これは自業自得の最たるものです。
ところが王は追放されて反省するどころか、取り巻きの兵士を道連れにして、フォステイル王に強い恨みを抱いたまま自害。亡霊王となって、自らの故郷である王国に進軍するのです。その亡霊王たちを封印するために、フォステイル王は、先に書いたキラキラ大風車塔での儀式を行ったのでした。
このパルカラス王には、メギストリスさんという愛娘がいました。先の「フォステイル伝」では「強引に妻とした」と書かれていましたが、この記述は亡霊王が呪いのチカラで捏造したもの。真相は、フォステイルさんはメギストリスさんたちのことを丁重に扱い、お互いに惹かれ合うようになってから妃として迎えて、しかもその名前を新国名にしたのでした。
ラグアス王子はフォステイル王とメギストリス王妃の子孫ということになります。それはつまり、残念ながらパルカラス亡霊王の子孫ということでもありますが…w
結局すべては、パルカラス亡霊王の一方的な逆恨みだったのです。
事の真相をラグアス王子から聞かされ、現在の王国名が愛娘の名前であることを初めて知った亡霊王は「メ…メギストリス王国だと……? 余の娘が 国民から愛されるよう あの逆賊が そこまでの配慮をしたのか……。」などと、今さらのたまっています。
メギストリス王妃からしてみれば、愛する夫の命を、このロクデナシ親父を封印する目的で失ったようなものですから、結局この亡霊王は、溺愛した愛娘の幸せをも奪い去ったことになります。
全くとんでもない亡霊でした……
このクエストシリーズのクリアは、Ver.3のメインストーリー「いにしえの竜の伝承」の開始条件(スタンプカード「光るスタンプ」対象)となっています。「いにしえの竜の伝承」は、一旦「みなしクリア」でも進行できるものの、その後Ver.4.4のメインストーリー「うつろなる花のゆりかごのおはなし」を開始するまでにクリアが必須となるため、早めにクリアしておくことをお勧めいたします。
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