No.150「誇りと、愛と」
この「ドラクエ10 クエストガイド」は、そのクエストの概要（初回報酬など）、クリアまでの手順と動画、解説（感想、考察など）で構成しています。攻略手順では具体的なストーリー内容に触れてはいませんが、動画や解説をご覧になる際は、そのクエストおよび関連するメインストーリーなどのネタバレにご注意ください。
ドラクエ10 クエストガイド を初めてご覧になる方は、記載方法などの概要について「ドラクエ10 クエストガイド…のガイド」をご確認ください。
クエスト概要
※報酬などの内容は、動画収録時点のものです。
※リプレイ報酬、特訓ポイント報酬については説明を省略しています。
| 受注/クリア条件 | 魔法戦士に転職している No.149「剣をかかげて」をクリア済み |
|---|---|
| シリーズ名 | 華麗なる魔法戦士団 |
| 依頼NPC | ヴェリナード城 2階 C3 魔法戦士団サロン「ユナティ」さん |
| 所要時間 | 15～20分程度 |
| 初回報酬 | 魔法戦士の証 経験値の古文書・魔戦 6 スキルポイント 魔法戦士の各スキル 20 経験値: 7900 / 名声値: 172 |
| クエスト実装日 | 2013年 1月 17日 (Ver.1.2 追加配信) |
クエスト手順
このクエストを受注するには、クエストNo.149「剣をかかげて」をクリアした上で、魔法戦士に転職しておく必要があります。
ヴェリナード城 2階 C3 魔法戦士団サロン で「ユナティ」さんから受注
- ドルワーム王国 A6 民家に入ろうとするとカットシーン（ムービー）
- ゴブル砂漠西 C1 にある 砂岩の洞くつに行き、E1 にある 砂だまりの間に入るとカットシーン、その後ボス戦
- ボス戦後のカットシーンを観る
- ヴェリナード城 2階 C3 魔法戦士団サロン で「ユナティ」さんと話すとカットシーン、その途中でクリア
「ゴブル砂漠西」は「ドルワーム王国」を出て南へ進み、A7 から行けます。入ったことがあれば、バシっ娘や行商人（馬車）などで「商人たちのテント」へ移動すると早いです。
このクエストは、魔法戦士で受注すれば、それ以降は他の職業で進めてもクリア可能です。
戦闘の攻略
最強商品と戦うことになります。「はげしいほのお」「かがやくいき」でブレス攻撃、「じひびき」「はげしいおたけび」で範囲攻撃、「かちあげ」は転倒と、多彩な攻撃をしてきます。
「はげしいおたけび」にはノックバック（ふっとばされる）効果もあります。また「かがやくいき」と「じひびき」は、耐性がないと200以上のダメージを受けることもあり、レベルが低めのパーティには危険です。僧侶などがいれば「フバーハ」を使っておくと「はげしいほのお」「かがやくいき」のダメージを軽減できます。「じひびき」は、表示されてから発動まで数秒あるので、走って逃げるようにしましょう。
クエスト動画
クエスト解説
魔法戦士の職業クエスト「華麗なる魔法戦士団」第5話です。
魔物商人ザルギスの口車に乗ってしまったノーランさん。なぜそんな行動に出たかというと、目的は魔法戦士団の信用を落として、最終的に解散されればいいと考えてのことでした。
魔物商人ザルギスはこんなウソまでついて、ノーランさんを騙しました
ノーランさんの父親は魔法戦士でした。ユナティさんの父親も同じく魔法戦士で、親友同士の関係でしたが、彼女が4歳のとき、ユナティさんの父親は任務中に命を落としてしまいます。身寄りを亡くしたユナティさんは、ノーランさんの家で引き取られることに。ふたりは兄妹となったのでした。
彼らがまだ幼い頃、ふたりの住む町が魔物に襲撃される事件がありました。このとき、彼らの父親は魔法戦士団の任務で遠征に出ていて、そのまま殉職してしまったため、助けに戻ってくれることはなく、母親が犠牲になってしまいました。そのことがあって、ノーランさんは「家族より 故郷より 任務を優先させる 魔法戦士」に対して嫌悪する感情を持ち続けていたのです。
ノーランさんには、ウェナ諸島を守りたい強い想いがあるからこそ、故郷を遠く離れた地で任務にあたるという、その心情をどうしても理解できなかったようです。
母の最期の言葉も、ノーランさんを楽にはしてくれませんでした
魔法戦士はとても危険な仕事ですが、ユナティさんはその想いを引き継ぎ、魔法戦士として活躍しています。その大切な「妹」も、このまま魔法戦士を続けていれば命を落としかねないので、魔法戦士団を解散に追い込むことで、結果的に魔法戦士を辞めさせたいという気持ちもあったのでしょう。
幼い頃に受けた心の傷が、彼にそのような行動をとらせていた……
気持ちはわからなくもないものの、彼のとった行動は国家反逆罪にあたります。一緒に捕縛された魔物商人ザルギスには、すでに極刑が決まっているというほどの重罪です。女王ディオーレ様は、彼の処遇を「妹」であり、魔法戦士団の副団長でもあるユナティさんに委ねました。情状酌量を考慮してのことだと思われますが、ユナティさんが下した刑は「国外追放」でした。
魔法戦士の誇りにかけて、「兄」に判決を言い渡すユナティさん
冷徹な判断にも見えますが、ユナティさんが最愛の「兄」に対して、平然とその刑を言い渡したわけではもちろんなく、心で泣いていたことは想像に難くありません。しかし、女王から信頼の厚い魔法戦士団の副団長として断罪したということなのでしょう。
さて、このクエストの報酬「魔法戦士の証」を装備すると「たまに攻撃時MP回復」「たまに攻撃時MP回復の回復量アップ」という効果があります。これは敵に与えたダメージ量の10%、MPが回復するというものですが、その効果が発生する確率は1割程度、しかも回復量の上限は僅か6ということで、使われることは少ないようです。証枠には、現在ではより有用なアクセサリーも多いため、魔法戦士で強敵に挑む場合は、他のアクセサリーの方がおすすめです。
Ver.7.0で追加されたマスタークラスの職業「竜術士」に転職するためには、この「魔法戦士」と「魔法使い」の職業クエストを全話クリアしておくことが前提条件になっています。
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