この「ドラクエ10 クエストガイド」は、そのクエストの概要(初回報酬など)、クリアまでの手順と動画、解説(感想、考察など)で構成しています。攻略手順では具体的なストーリー内容に触れてはいませんが、動画や解説をご覧になる際は、そのクエストおよび関連するメインストーリーなどのネタバレにご注意ください。
ドラクエ10 クエストガイド を初めてご覧になる方は、記載方法などの概要について「ドラクエ10 クエストガイド…のガイド」をご確認ください。
クエスト概要
※報酬などの内容は、動画収録時点のものです。
※リプレイ報酬、特訓ポイント報酬については説明を省略しています。
受注/クリア条件 | Lv94以上の職業がある |
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シリーズ名 | 光導くがごとく |
依頼NPC | ドルワーム王国 D8 井戸「光導使ミナナ」さん |
所要時間 | 10分程度 |
初回報酬 | レベルの上限が99になる 経験値: 42000 / 名声値: 272 |
クエスト実装日 | 2017年 7月 5日 (Ver.3.5後期) |
クエスト手順
- ドルワーム王国 D8 の井戸で「光導使ミナナ」さんから受注
- ゴブル砂漠東 G2 にある 流砂の隠れ家 に入るとカットシーン(ムービー)、その後ボス戦
- ボス戦に勝利後、「正義の紋章」を入手
- 井戸にいる「光導使ミナナ」さんに「正義の紋章」を渡すとカットシーン、その途中でクリア
戦闘の攻略
試練のケモノたちと戦うことになります。
慈愛のケモノ(スライムベホマズン)は、「キングプレス」による範囲攻撃のほか、「ベホマズン」で敵全体のHPを9999回復してしまうため、真っ先に倒しましょう。
勇気のケモノ・甲(ずしおうまる)は、「おおあばれ」で範囲内にランダムで4回ダメージを与えてきたり、「ドルマドン」で闇属性の単体ダメージを与えてきます。勇気のケモノ・乙(ブルサベージ)は、「ためる」でテンションを上げてくるほか、「いなずま」で範囲大ダメージを与えつつ、マヒ状態にしてきます。マヒ耐性のある装備か「キラキラポーン」などで防ぐと安心です。勇気のケモノは、どちらもターンエンドでのみ「おたけび」で行動不能にしてくることがあります。
希望のケモノ(れんごくちょう)は、「ひかりのブレス」や「しゃくねつのほのお」といった強力な範囲ブレス攻撃に加えて、「メラゾーマ」「メラガイアー」で単体に炎属性ダメージ、「バギクロス」「バギムーチョ」で風属性の範囲ダメージを与えてきます。
英知のケモノ(セルゲイナス)は、「ふりまわし」で範囲内にランダムダメージを3回与えてくるほか、「マヒャデドス」で氷属性の範囲ダメージ、「ドルマドン」で闇属性の単体ダメージ、「イオグランデ」で光属性の範囲ダメージ、「メラガイアー」で炎属性の単体ダメージと、すべて最上位の多彩なじゅもんを使います。
このように、これまで戦ったモンスターの強化版が一度に出現するため、レベルの高いメンバーであっても、集中攻撃を受けるとあっさり死んでしまいます。一気に倒すことは難しいため、1体ずつ確実に倒していくようにしましょう。全体的にじゅもん攻撃が激しいため、「魔結界」や「マジックバリア」があるとダメージを軽減できます。Lv100以上の仲間を連れて行く場合、ガーディアンの「退魔の鏡」もおすすめです。
クエスト動画
クエスト解説
今回で11回目のレベル上限解放クエストです。これをクリアするとレベル上限は99となります。
ついに聖光教主さんが姿を現します。その正体は巨大なプクリポでした。
聖光教主さんのハートを受けた光導使たちは、それぞれ聖具へと姿を変えます。光導使たちは聖具が本来の姿であり、聖光教主さんがかつて大いなる闇の根源たちと戦った際に活躍したのだそうです。前回ミナナさんが「皆の盾となるのが 私の役目」と言っていたのは伏線だったわけですね。
ここまでのレベル上限解放クエストは、メインストーリー本編とは直接関係がないと思われていた方も多いでしょうが、今回は本編に関する最重要キーワードが登場します。
それは「大いなる闇の根源」の真名である「異界滅神 ジャゴヌバ」です。
「大いなる闇の根源」は、冥王ネルゲルにチカラを与えるなどして、それこそVer.1のメインストーリーから何度となく出てきますが、簡単に説明しておきますと、ドラクエ10の開発が始まった当初から、最終的なラスボスとして位置づけられていた存在です。つまりここで明かされた「異界滅神 ジャゴヌバ」というのは、ドラクエ10の構想段階からあったラスボスの名前ということです。
このクエストが実装されたのはVer.3.5後期、2017年7月のことでした。ちょうどVer.4を目前に控えていた時期にあたります。Ver.4のメインストーリーの中では「異界滅神 ジャゴヌバ」について、ほとんど触れられることはありませんでしたが、その2年後、Ver.5のメインストーリーで深く関わってくることになります。
さて、このクエストをクリアすると、職業レベルの上限が99になります。それまでのドラクエシリーズでは、ほとんどの作品でLv99が上限となっていましたし、ドラクエ10も当初は過去シリーズを踏襲し、Lv99を上限として、レベルに代わる新たな育成手段も模索していたようです。
上限レベルに到達したキャラクターのさらなる育成手段として、ドラクエ6や7では職業ごとの「熟練度」、ドラクエ9では「転生」などがありました。ドラクエ10では、「熟練度」を参考として「特訓モード」が作られましたし、仲間モンスターの育成では「転生」が取り入れられています。
主人公のキャラクターのさらなる育成システムをどうするかということは、長く開発内でも議論が交わされていたようですが、最終的には、過去シリーズにはなかった「Lv100以上に成長できる」という形に落ち着くことになりました。Ver.4期間中にLv110、Ver.5期間中にLv120、Ver.6期間中にLv130まで解放されています。
このクエストのクリアは、Lv97以上で受注できる新たなクエストシリーズ「聖戦への導き」で、レベル上限100解放となるクエスト、No.470「星辰武王の審判」の前提条件になっています。
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