この「ドラクエ10 クエストガイド」は、そのクエストの概要(初回報酬など)、クリアまでの手順と動画、解説(感想、考察など)で構成しています。攻略手順では具体的なストーリー内容に触れてはいませんが、動画や解説をご覧になる際は、そのクエストおよび関連するメインストーリーなどのネタバレにご注意ください。
ドラクエ10 クエストガイド を初めてご覧になる方は、記載方法などの概要について「ドラクエ10 クエストガイド…のガイド」をご確認ください。
クエスト概要
※報酬などの内容は、動画収録時点のものです。
※リプレイ報酬、特訓ポイント報酬については説明を省略しています。
受注/クリア条件 | 職業レベル34以上 |
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シリーズ名 | 教えて! ミラクル整理術 |
依頼NPC | 娯楽島ラッカラン オーナーの館 2階 E4「ササラナ」さん |
所要時間 | 30~70分程度 |
初回報酬 | そうびぶくろに装備品を 75個まで入れられるようになる 経験値: 14800 / 名声値: 69 |
クエスト実装日 | 2012年 10月 9日 (Ver.1.1) |
クエスト手順
娯楽島ラッカラン オーナーの館2階 E4 にいる「ササラナ」さんより受注
- 王都カミハルムイ北 民家 A6 にいる「マトイ」さんと話す
- メギストリスの都 民家 2階 B1 にいる「パッポル」くんと話す
- ギルザッド地方 北西部にいる 「あらくれチャッピー」を倒して「特別金庫のカギ」を入手
- ドルワーム王国 B2 預かり所で「特別預かり所メメリ」さんと話して「特別金庫のカギ」を渡し、「赤い小ビン」を入手
- メギストリスの都 民家 2階 B1 にいる「パッポル」くんと話す
- ヴェリナード城下町 教会 A4 にいる「キャソー」さんと話す
- ブーナー熱帯雨林 G5 にある古い石碑を調べて「ワクチンのふくろ」を入手
- メギストリスの都 民家 2階 B1 にいる「パッポル」くんと話して「ワクチンのふくろ」を渡す
- 娯楽島ラッカラン オーナーの館2階 E4 にいる「ササラナ」さんに話すとクリア
このクエストは、まだ大国に行っていない冒険者にとっては移動が非常に大変です。
5大陸すべての、大国、または大国に近いエリアに足を運ぶことになります。動画は「ガートラント城下町」「メギストリスの都」「ヴェリナード城下町」に、その時点では一度も行ったことのないキャラ(るなこ)で収録したので、50分程度かかりました。(編集で縮めて掲載していますがw)
「ブーナー熱帯雨林」に行くには、まず「ヴェリナード城下町」で「北の渡し守ギマール」さんに話して「ヴェリナード領北」へ行き、ずっと北東に進んで、G2 から「ヴァース大山林」へ行きます。さらに北東へ向かって進み、G2 から「ブーナー熱帯雨林」へ行きます。一度でも「ブーナー熱帯雨林」に行ったことがあれば、バシっ娘でも移動できます。(移動先は「密林の野営地」)
戦闘の攻略
あらくれチャッピーと戦うことになります。ドロップキックで攻撃してきたり、怒るとすてみで攻撃力を上げたりしてきますが、それほど強いモンスターではありませんので、Lv35~のサポート仲間がいれば問題はないでしょう。数回戦わないと「特別金庫のカギ」を落とさないことがあるため、ギルザッド地方 北西部を探して戦いましょう。
ただし、あらくれチャッピーとのバトルそのものは、Lv35~のサポート仲間で問題ないのですが、このクエストでは(特に初めてのエリアへドルボードで行く場合)、比較的レベルの高いモンスターが多い地域を通ります。Lv35程度では、それらのモンスターに襲いかかられたときに、やられてしまう危険があるため、なるべくレベルが高めのサポート仲間を連れて行った方がいいでしょう。
「特別金庫のカギ」を落とすとメッセージが表示され、「だいじなもの」に追加されます。動画を撮影した際は、2回目の戦闘(3匹目)で入手できました。
クエスト動画
クエスト解説
「アストルティアは広い」
この言葉をしみじみと感じさせられるクエストですw
今回このクエストを久しぶりにやってみて、50分かかりました。これを聞いて「50分もかかるの?」と思った方もいるかもしれませんが、今はドルボード、バシっ娘、馬車、イエローダイアリーなどによって比較的多くなった初期ルーラストーンの数と、移動に便利な要素が揃っています。それで、50分です。
上でも書いたように、今回このクエストをやった「るなこ」は、まだ「ガートラント城下町」「メギストリスの都」「ヴェリナード城下町」に行ったことがなかったんですよね。それらの町へたどり着いて、そこから「ギルザッド地方」「ブーナー熱帯雨林」までドルボードに乗って行ったわけです。
このクエストをやる前に、メインストーリーや他のクエストで、これらの町やエリアに行ったことがあるなら、すべてバシっ娘などで移動すれば時間は大幅に短縮できます。最短20分くらいでしょうか。逆に「ドルワーム王国」と「王都カミハルムイ」にも行ったことがなければ、さらにプラスされて60~70分くらいはかかったでしょう。
移動が面倒なクエストの代表格ですが、よりによって「そうびぶくろ拡張」という、多くの冒険者にとって必須級の内容だけに、なかなか罪が深いクエストでもありますw
ところで、2012年8~10月頃のツイートを探してみたところ、9月に「ササラナさんのクエストが来た」という趣旨のツイートがありました。これがアップデートによる実装なのか、受注条件を満たしたプレイヤーがようやく現れ始めたのか、それはわかりませんが、少なくとも8月の時点で「ササラナ」というキーワードで探した限りでは、このクエストの内容に触れたツイートは見当たりませんでした。
2012年8月~というのは、上で挙げた「移動に便利な要素」、これがまだひとつもない時代です。当時のルーラストーンは、一番多く持っていたとしても3個または4個でしょう。(初期村で入手、クエストNo.035「旅の終わりと記憶の石」報酬、ちいさなメダル3枚と交換、すでに冥王を倒していれば+1個)
バシっ娘や馬車もありません。つまり、一度行ったことがあっても、ルーラストーンを登録していなければ、また走って行かなければなりません。ドルボードすら存在しませんし、冒険者のレベルも50が上限ですから、あちこちでモンスターに「ピキン!」され、追いつかれて、バトルも多かったでしょう。
大げさでなく、3~4時間はかかったのではないでしょうか。
昔のオンラインゲームは「時間がかかって当たり前」みたいなところがあったようです。わたし自身は経験していないのですが、かつてVer.1.3期間のみプレイできた「期間限定クエスト」に「揺らぎはじめる世界」という「神話篇」の「予兆クエスト」があったそうです。これが「DQ10大辞典」によると「5、6時間は覚悟しよう」とのことで、率直に言って想像を絶するものがありますw
ドラクエ10は、先行していた同じスクエニの「FF11」を参考にしていると思われる部分が多々あり、レベルの上限解放(5刻み)などにもその影響を見受けられます。
どうも「MMORPGのお手本」的な存在を「FF11」としていたフシがありますが、実際にサービス開始してから、ドラクエ10のプレイヤーが「ドラクエ好きとして」求めているゲーム内容と、運営側が思い描いていた「MMORPGとはこういうもの」という考え方との間に齟齬があることがはっきりしてきたのか、主にりっきー(齋藤力さん)がディレクターだったVer.2~3時代に、大幅な緩和が行われました。
このクエストでは、Ver.2.4後期で「今すぐメギストリスの都へ行きますか?」といった確認が出るようになりました。もちろん行ったことがある場所限定なので、小国しか行ったことのない冒険者にとって恩恵は薄いものの、「メギストリスの都」には何度も行くことになりますので、多少は便利になっています。
なお、現在は50枠→75枠へ拡張されますが、Ver.5.0までは初期状態で25枠でした。つまり拡張されてやっと50枠だったのです。2019年までの長きにわたり、初期の6職だけでもすぐに足りなくなるような25枠でやりくりしていた冒険者が多数いた事実は、歴史の証人として書きとどめておきましょう…w
このクエストのクリアは、Lv68以上で受注できるクエストNo.239「超整理術の奥義」(100枠への拡張)の受注条件となっています。また、125枠までは、受注条件を満たしていれば誰でも拡張できますが、150枠への拡張はVer.4、175枠への拡張はVer.6、200枠への拡張はVer.7の、それぞれプレイ権利が必要となります。
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